2025年、人は買い物をしなくなる
非常に面白かったこちらの本を紹介
タイトルが衝撃的なので、一瞬え?となるがそのタイトルと中身のギャップがまた良かったです。
先にネタバラしをしてしまうと、
今後買い物の仕方が変わるよという内容です。
早速みて行きましょう。
1.今後の魅力的なお店とは
SNSの発展などで買い物に多くの時間を使わない現代。
これはネットショッピングや、ネット上で他に時間を使うからと言われています。これからの発展していくのは
ショールームとしての機能としてのお店です。
ネットで買うためのお店作り、またはそこでワクワク出来るような場所の提供に多く変わっていくと言われています。
例えばスポーツメーカーのナイキですが、ニューヨークのある店舗では美術館のように、規則的に並べられた店内設計になっています。
そしてそこでは店員と一緒にカスタムシューズを作れる設備も整っています。
このようにわざわざ行く価値がある店舗だけが今後生き残る時代になると筆者は指摘しています。
確かに最近ニュースでこうしたポップアップショップなども増えているようですね。
2.人々は選ぶのが面倒になっている
明らかに買い物に費やす時間が多くの人は変わっていると思います。
宅配サービス、サブスクリプションなど、そして当然ネットショッピングの多様化。
お店に行って物を買うという流れから明らかに、買い物に対する時間の使い方は変わってきています。
買い物のストレスを多くの人が感じていると思いますが、
それを解決するサービスとして今後も増えていくと思います。
ネットショッピングのサイトでは多すぎる情報より、すっきり見せるのが今の傾向のようです。
また多くの人は「AI」「口コミ」による購入が最近では非常に多いと筆者は指摘しています。
これを選んだ人にはこれがおススメなど、アマゾンで購入すると画面に表示されるあれです。
また、端的に今で言えば、ファンであるインフルエンサーが薦めている商品はあらゆる人が購入したくなります。
つまり、与えられるマス広告よりも、自分から情報をダイレクトに取りにいくような流れが多くあります。
広告の流れが変われば購買の仕方も当然変わってくるでしょう。
3.若者のショッピング傾向とは
最近の傾向としてググることはもはや死語かもしれない。
なぜならアプリ、SNSに直接アクセスしてそこから欲しいものを探すのが今、の風潮である。
これは私はある意味衝撃を受けました。
最近、自分自身も直接インスタグラムなどで洋服、時計をイメージするのに使っているが、分からなければググれはもはや通用しないのかもしれない。
優れた人は雑多な情報から選ぶのではなく、答えを一直線に見つけに行くのが主流のようです。
4.今後の消費行動とは
こうした条件などから、アメリカでは「時間ソリューション」の競争が始まっているようです。
メーカーが出しているヒット商品の7-8割は時短に関する商品のようです。
家事代行、ベビーシッターなど過去はお金持ちしか利用できなかったサービスも随分身近になりました。
そうして時間に対する意識も、今後発展する事業に多く関わってくると思います。
買い物してその場で決済、スーパーへは取りにいくだけのお店、または事前注文で並ばず買えるコーヒー店などがよい例です。
5.人々は買い物しなくなる
先ほどのAIからの自動選択や、これから発展していく5Gによって、ありとあらゆるところとネットでつながる時代が間違いなく来ます。
センサー着きの冷蔵庫などがこちらでは例に出されていました。
無くなると自動的に発注したり、ボタンひとつでの注文などです。
商品、価格、口コミ、好み、など全てがパーソナルコンシェルジュによって完結する時代に入りかけています。
時代の流れ、そして消費行動が分かりやすくまとめられており、非常に分かりやすい内容でした。
部分的に読むのにも十分面白い内容です。
『2025年、人は買い物をしなくなる」ぜひおススメです!