【館長の独り言vol.02】本気の人には本気を返す、それが礼儀。
みなさん、こんにちは。見聞図書館の館長を務めている浜田です。
見聞図書館とは何ぞや?という方は、まずはこちらの記事からご覧ください。→『始動します!「見聞図書館」─ライターによるライターのための取材企画─』
見聞図書館を2020年5月1日からスタートさせて、気づけばもう1ヵ月が経過。気づかぬうちにたくさんの方々がフォローしてくださっており、見聞図書館の活動に期待感を持っていただいているのだなと感じています。
この場をお借りして、御礼申し上げます。
そんな見聞図書館では、先日第1弾記事を公開しました。こちらも多くの方に反応いただいており、ホッとするとともに嬉しさでいっぱいです。
次に続く記事も、着々と作成が進んでいる状況。近いうちに第2弾の記事をお届けできそうで、私自身とても楽しみにしています。
さて、見聞図書館では、取材者として参加してくださっているライターさんが現時点で13名。すでに1回目の取材を終えた方、お相手と取材交渉をされている方、初取材の原稿を執筆中の方などがおられます。
今回は、見聞図書館がライターさんにどんなことを提供しているのかについて、書いていきます。
報酬のない活動に初心者からベテランまで多彩なライターが集まる
大変ありがたいことに、見聞図書館には初心者からベテランのライターさんまで多彩なメンバーが集まっています。運営者である本田・浜田の知人だけでなく、twitterで見聞図書館のことを知った方などさまざま。
見聞図書館は有志による活動でもあるため、現時点では取材者・取材対象者ともに報酬も参加費も発生しません。つまり、無償での活動です。
取材する側にとっても取材される側にとっても、時間は有限。本来であれば、報酬が発生してもおかしくはないほどのボリュームを無償で応じてくれているのです。これって、すごいことだと思いませんか?
いまの時代、何につけても金銭的対価が求められがちです。その感覚は、私もフリーランスとして活動しているためよくわかります。お金がなければ、安定した生活もままなりませんから、当然の欲求だともいえます。
けれど、お金を得たければ、その対価として提供できるものが必要です。見聞図書館では、金銭的な価値提供はしていませんが、そのぶん他では得にくい価値提供をしています。それが、取材ライターとしての経験づくりです。
未来のために時間と労力を注ぐ決断を後悔させない
今すぐに報酬に繋がらなくても、将来の自分のために経験を積み重ねていれば、いつかそれが何らかの形で還ってくる。一般的に「投資」と呼ばれる行いですね。
見聞図書館では、金銭的報酬が発生しない代わりに、取材できる環境を提供し、取材ライターは取材体験を通して経験が積めるようにしています。とはいえ、いくら経験が積めるからといっても無償で、しかもどんなスキルが得られるかも見えにくい企画に参加表明するのは勇気がいったはずです。
自分の未来のためにと、時間と労力を注ぐ決断をしてくれた。その決断を後悔させないように、運営陣も価値ある場所で在り続けられるよう努めていきます。
「本気には本気で返す」見聞図書館の運営陣
一度でも取材業務を経験した人ならば、取材を無償で対応するなんて!と驚くかもしれません。それほど、取材仕事はフィジカル・メンタルともに労力がかかります。
だからこそ、見聞図書館では参加してくださった方に敬意を払い、運営陣・編集者も本気で対応しています。それが、将来ライターさんが胸を張れる根拠の一つになると考えているからです。
見聞図書館では、取材対象者の選定からライターさんにお願いしています。これは、テーマに対して適切な取材対象を選べるかという目を養う目的と同時に、見聞図書館ならではの「気になるライターに話が聞ける」を掛け合わせた部分でもあります。
また、アポイントの取り方や企画書の作り方、メールの添削、質問案作成指導、音声による取材指導などの参加者にとって必要なサポートを、その人その人に合わせた形で提供しています。
音声による取材指導では、どのように深堀りすればいいのか。取材時の心がけなど、取材ライターとして必要な感覚を身につけてもらえるように、徹底的に指導しています。
正直、納品される原稿だけをチェックしているほうがかなり楽です(笑)。
それだけで終わらせていないのは、「参加して良かった」「取材ライターになる自信がついた」と思ってもらいたいから。見聞図書館ではこれからもしっかりと参加ライターさん一人一人と向き合っていきます。
見聞図書館では随時ライターさんを募集しています
見聞図書館では、取材したいライターさん・取材されたいライターさんともに随時募集しています。ご興味がある方は、浜田のTwitterDMまでご連絡ください。→こちらから
<スポンサーさんも募集>
見聞図書館の活動にご賛同いただけましたら、サポートをお願いいたします。ご支援いただいた費用は、勉強会や交流会などの活動費に充てさせていただきます。