「こころ」を不健康にしないための言葉
最近、こころの中で思ったことに、付け加える言葉があります。
「おかげで」という言葉です。
こころにとって、マイナスな言葉や思いは、こころに垢として少しづつついていきます。
こころの垢は、なるべく少ないうちに洗い落とさなければなりません。いずれはその垢が多くなると、不平、不満、感情的なこころになって、こころが不健康になります。その垢を洗い流す言葉として「おかげで」という言葉を付け加えるようにしています。
「おかげで」の言葉の使い方
「おかげで」をどのように使うかですが、日常でこころでマイナスな事柄が出てきたときに、こころの垢が付くときです。
こんな思いが出てきたときです。
スーパーに買い物に行って、レジが新人さんでモタモタ「早くしてよ!!」と言わないまでも、こころの中で思ってしまう。
→「商品を作ってくれた人、運送屋さん、スーパーの人たち、その人たちの『おかげで』買うことができるんだ、レジの新人さんも誰だってはじめてはあるんだし」
子供から言われた言葉の『おかげで』、旦那の一言はイラッときたけけど、欠点を言ってくれた『おかげで』などなど
この気持ちを感じ取れれば、いかに人と人との繋がりの中に生きている自分が見えてきます。
気づけば、今までの人生で大変だったことに、『おかげで』をつけて振り返ってみてください。家族のおかげで、仲間のおかげで、会社の同僚上司のおかげで、あの時は乗り越えられた。
きっと、多くの人と支え合って生きてきていることに気づけます。経験したことが無駄ではなく、自分のこころの糧になっていることに気付けるはずです。
「おかげで」の言葉の力
人の支えを感じれば、それに報いようとする思いが湧き出てきます。この報いるという思いが、こころの垢を落としてくれるのです。いつも会社で頑張っている旦那のために、いつも声をかけてくれる友達に、会社の同僚に、上司に。。。。
人は1人では生きていけない、使い古された言葉ですが、なぜそう言われているのかがわかれば、実践していけます。
こころをいつも健康に保つことは、家族の会話が増えていきます。そして、常に優しい言葉で、接してみると家庭の雰囲気が変わるかもしれません。