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失言ではありませんでした(かもしれません)

かくして九十四頁目にかけて戦争へと突入する。(319)

『象は世界最大の昆虫である ガレッティ先生失言録』池内紀=編訳

 そうです。突入するのです。これは失言ではありません(たぶん)。
”九十四頁目”というところが謎めいています。
”どの本の九十四頁目なのか?” と考えてはいけません。
ガレッティ先生はそんなに単純なものではないのです(たぶん)。
かといって複雑でもないんです(たぶん)。
”九十四頁目” は ”戦争” にかかる枕詞です(もしかすると)。
そしてこの一文は ”詩” だったと判明いたしました(かもしれません)。

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