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古代ローマのラッパー

ホラチウスの頌歌|《オード》にあるとおりだ。「音せぬようにラッパを黙らせる」とね。(189)

『象は世界最大の昆虫である ガレッティ先生失言録』池内紀=編訳

 オードとは詩歌の一つの形式だそうです。
 この「音せぬようにラッパを黙らせる」というのはホラチウスさんが本当にそういう詩を作ったのか、はたまたガレッティ先生の誤訳もしくは創作なのか、わたしにはわかりませんが、それよりなにより、こんな面白い文言はなかなかないな~と思いまして。
 そして、ここには隠されたメッセージがある匂いがプンプン。
 おとせにょ~るらっぽーだまらせる
 オトセニョールラッパーダマラセル
 オトセニョール・ラッパー・ダ・マルセル
という歌い手さんのお名前ではないでしょうか。
古代ローマの南イタリアにはすでにラッパーがいたのかもしれません。
詩にメロディーをつけて唄えばラップになりますもんね。

あんたマルセル?

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