Zwift記録① 導入~2024年2月
去年の12月にZwiftを導入した。
現在まで続けられているので、そのことを書こうと思う。
Zwiftをやってみようかな
導入した最大の理由は富士ヒル、さらにいうとブロンズ(90分以内での完走)達成。去年はちょうど100分での完走となり、それがとても楽しい経験だった。
次回は90分以内で完走したい!
富士ヒルが終わった後すぐにその気持ちが湧き上がってきた。
しかし夏が来て、それまでメインの練習エリアだった白石峠から足が遠のいてしまった(ときがわはとても暑くて、走っていて何回か熱中症で倒れかけた)。室内でのローラーは続けていたものの、なんのデータも計測できない超アナログな練習のままだ。秋が来て冬が来て、体重も増えてしまった。現状に対して焦りがでてくる。
12月上旬にボーナスが出て、ここでひとつ決断を下す。
Zwiftを導入して、もっと数値を可視化できる現代的なトレーニング環境を作ってみよう。そうと決まったら早速どのスマートトレーナー(ハイテクなローラー台)を買うべきか検討を加速させる。
いま私が使っているのはEliteのVolanoという、スマートではない(=自動負荷調整機能などのない)ローラー台だ。静粛性の売り文句に惹かれて6年前に購入した。しかしよくよく調べてみると、このVolanoに別売りのセンサーを取り付けることによってもZwiftができるという。それならスマートトレーナーを買うよりはるかに安くZwiftを始められる。もし続かなかった場合でもお財布へのダメージは少なくてすむ。ということでこのセンサーを軸に環境を構築することにした。
新しく買ったものは以下の通り:
センサー 8,000円
タブレット 32,000円
タブレットスタンド 4,000円
心拍計 妻からのクリスマスプレゼント
はじめにセンサーが到着したので、スマホの画面でZwiftを起動してみる。
小さくて見づらいが、本当に画面内に自分の分身がいて必死にペダルを漕いでいる!とても愛らしい。その後すぐにタブレットとスタンドが届き、ついに環境が整った。
Zwift生活のはじまり
さて何をやればいいのか?
まずはチュートリアルみたいなワークアウトをいくつかこなし、次に自分のパワーを計測してみる。どんなワークアウトであっても自分が出せるパワー(FTPというらしい)を基準に組まれるので、パワー計測は重要なのである。知らんけど。
ランプテストという計測方法で計ったところ、私のFTPは199W(パワーの単位は電力と同じワットなのだ。なぜかはよくわからない)だった。しばらくしてからFTPテスト(ショート)というもう少しポピュラーな方法で計ったところ214Wだった。当面はこの数値を基準にワークアウトが組まれる。ちなみにFTP計測はそれ自体がとても疲れる。ひと月に1回程度やることがオススメらしいけどなかなか気が向かない。
で、いまは何をやっているかというと「10-12wk FTP Builder」というものを日々やっている。12週間かけて初心者が強くなれるように組まれたプログラムだ。毎回どのワークアウトをやるのか考えなくていいので助かるし、我がZwiftの師匠であるchobissimo氏にもオススメされたからだ。順調にいけばプログラム完了後も富士ヒルまでは2ヶ月くらいの時間があるから、途中で体調を崩したりしてもマージンはある。
12週間のうち6週目までのワークアウトを1月下旬に終えた。その直後に体調を崩して2日間寝込み、リハビリも兼ねていままでやってきたワークアウトの中からあまり負荷のかからないものを何回か繰り返す。低強度で1時間ちょっと走り続けるワークアウトだ。基礎練習ということで「Foundation」というタグがついている。Foundation、私が好きな英単語だ。頭の中でつぶやきながらペダルを回す。ファウンデーション、ファウンデーション、ファンダメンタル…。60分は楽しい。でも90分はちょっと苦行だな。
体調が戻ってきたところで久しぶりにFTPテスト。214wから240wまであがっていた。この数値がどれくらい正確なものかはわからないが、上がっていることは純粋に喜ばしい。
順調にいけば3月中旬に12wk FTP Builderを完了予定。その後はSSTとかGORBY(ネットで名前をよく聞くワークアウト。もっとキツいやつ)をやってみようと考えている。少しずつ暖かくなってきて、扇風機をかけていても汗が滴り落ちるようになってきたので、お外も積極的に走っていきたい。
ではまた次回!
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