腱引きの基本施術。
筋整流法協会の腱引きには基本施術というモノがあります。
全腱引き師が習う事で、全身チェックと簡易的な施術をセットにした優れもの。
ちょっとした疲労や痛みだと基本施術で楽になってしまうのでこれを覚えるだけでもそこそこ人を調整出来てしまう。
基本は腰から始まって、下肢、上肢、頭と全身を触ってチェックしていきます。
腰であれば四本の腱の状態を触ってチェックするのと引いて調整する動作がセットになっています。チェックと調整が同じ動作内で行われるので施術時間も全身触る割には早く終わります。
基本施術を通してみて気になる点が出てきた場合は部位調整に入るという感じです。
よく腱引き師が体験会を開いたりしておりますが、この基本施術を受けてもらうという認識でOKです。
その中で肩だけ~とか書いてたら、上肢のみの調整…みたいなノリです。
自分は基本体験会とかはやる事は無いです。何故なら腰が悪いから腰………とはならないからです。勿論腰の痛みが出てる時は腰の筋にも変化は出ていますが、その元が何処か?と探っていくと違う所に行き着く事が多いので。
そうは言っても悪くなってる箇所を収めてやると痛みが引く事もよくあるので痛い所を直接触る事も否定はしません。
個人的な経験からすると身体の表面に近い痛みは割と近場に問題があって、深部が痛む時は離れた所に問題があって且つ年季が入ってるかなと。
ちょっと脱線してしまいましたが、基本施術は全身を触って流れを整えますので特に不調を感じてない人でも楽になります。
腱引きの体験会ってどんなんかなーとか痛いのかなー?とか身構えてしまう人もいるかもしれませんが基本施術はそこまで痛いことはやりませんので御安心を。