何の気なしに腕を上げる動作をする時に何処から動き出してるかを意識する事はないと思います。 単純に腕を上げるだけの動作と何かを取ろうと思って腕を上げるのでは動き出しも違うだろうなと。 何かを取ろうとして腕を上げるようなケースだとまずは顔が目標物の方を向いて、そこに向かって腕を上げて伸ばしていくかと思います。 それが結構高い所だったりすると見上げるような形になってから腕を上げて伸ばしていきます。 この時下を向いたまま腕を上げようとしてもめちゃくちゃやり辛いし、力も入りません。 現
昨日仕事から帰ってYouTube開くと、『佐々木勇介のスポーツチャンネル』で平直行さんが出てた。 佐々木さんが平さんから活法を習うこのシリーズ、毎回内容が濃い。 再生時間長いから一気に全部見るのは中々大変ですが、身体の調整に関わる人ならチェックした方がいい内容です。 今回は指先の骨の口伝、電位に絡む部分をやってましたが、正直……『そこまで言ってしまいますか』的な感じでした。ある程度下地を作ってないと身体で感じれない内容ではありますが、神回と言っていいかと思います。 自分の
かなり間が空いてしまいました。 本業が繁忙期で忙しく中々書けずじまいでした。 途中で止まってるものも沢山あるので、修正しながらまたちょいちょいと投稿したいと思います。 さてタイトルにある通り、『踵の意識』なんですが普通の人は踵なんてたいして気にもとめてないはずです。 多くの人は底のクッションがしっかりした靴を履いて日常生活してるので足の靭帯とか緩いケースが多いです。 靴のクッションが守ってくれてるので足の本来の動きが出しにくくなってしまってます。 特に踵や足首周りは指先以上
個人的に施術の優先度が高いのが手首。 手首の可動域が減ると全身の動きがおかしくなる。 手首は、筋肉というよりも腱、靭帯、骨がアプローチポイントになります。 先日手首の小指側が痛いという方を調整させて頂いたんですが、身体全体的に動きが良くない。 とりあえず全身通して調整してみると多少は楽になった模様。 ただ力を入れるとやはり痛いと。 ここで細かく手首、手根骨の周りを調整。 小指側の痛みとなるとそちら側を調整したくなりますが、どうも親指側の方が触り心地が悪い。触った時の緊張度
長時間PC作業したり、スマホいじってたりすると当然目が疲れます。 目が疲れてくると頭が痛くなったり、目の奥が痛くなったりします。 この時眼球触ると結構固くなってる事に気づきます。(直接ではなく、まぶたの上から触ります) 固くなってる時は結構重力に引っ張られて下に落ち気味になってる事もあります。 これをほんの少しだけ持ち上げるような調整をしたり、眼球の動きの悪い方向を少しガイドしてやるように動かすと目元が軽くなって、視界も明るくなってきます。 面白い事に眼球を少し運動させてやる
普段から何気なくやってる動きの中に不調の元になるクセがあったりする。 現代人はモノを握るのが下手です。 親指とか人差し指側に力を入れてそちら主導で使うクセがついてる人が多い。 こちら側のルートは喉とか首に繋がっています。 そして肩が上がって肘があがりやすくなります。 瞬間的に力を出したりするのには向いてるのですが、持続的な出力を出すには向いてない。何より軽く首締めてる形になるので疲れやすい。 試しになんか棒のようなモノを握ってもらうとわかりやすいのですが、薬指小指で握るのと、
余裕が無い人は常に『前へ前へ』と身体がつんのめるような状態になっています。 この状態の時は交感神経の働きが強くなります。 周りが見えなくなる位に意識が向く、興味のある事があっても同じような状態になります。 交感神経が優位な状態は何かに集中して取り組む時にも働くので悪いことではなく、生きていく上でも当然必要な事です。 必要ではあるのですけど、ずっとその状態になり続けてると当然身体には無理がきます。 逆に副交感神経が優位になってリラックスしてる状態というのは『後ろに身体をあずけ
便秘に悩んでる人って結構多い。 身の回りにもいますよね。 便秘になっちゃう要因は色々なのでそれぞれの要因に合うやり方やらないと解消するのは中々に難しい。 今回は腸の動きが少ない系の便秘に効かせるやり方を紹介します。 腸管は口から肛門まで一本の管になっています。 なので肛門側が動いてないと言う事は口も当然動いてないです。 ……と言うと『普段から喋ってるし、食べ物食べてるから口が動いてない訳がない!』と突っ込まれそうですが、地味に動いてないのが”くちびる〟です。 くちびるが半開
『よく噛んで食べなさい。』と昔はよく言われました。 50回、100回噛めとも言われます。 普通に噛む動作ではすぐに飲み込み動作に移ってしまって上手くいかない。 人間はいわゆる噛む動作とすり潰す動作が口の中で行われていますが、案外すり潰しが上手く出来ない。 口の中にモノを入れて舌を使って左右に移動させるようにしてみましょう。歯と歯をギリっとしないように。 下顎が左右に動く動作が起こります。実はこの動きは咬筋を緩ます動作にもなります。 これを続けると案外長く噛む(すり潰し)が出来
子供の頃に爺さん婆さんの世代の人によく言われたフレーズです。『ケツの穴を締めるんだ』と。 リンゴの収穫期にリンゴの沢山入った箱を持って坂道降りたり登ったりしてたのですが、当時小学生の自分にはやはり重いわけです。 その時に言われたのが『ケツ穴締めるんだ』と。 言われるままにやってたら確かに少し楽。 相撲部にも入ってたのでそこのコーチにもケツの事は言われた気がします。 大人になるに連れて段々そんなフレーズも聞く事が無くなりました。 いい歳こいたオッサンになりかかって身体の不調が
日々何の気なしにモノを拾ったり掴んだりしていますが、指でモノを掴んでみると、とある事に気づきます。 それは”肩が緊張する〟と言うこと。 人間は指先が器用に使えます。 ただし、指を器用に使うには必ず”支点〟つまり固めないといけない所が出てきます。 それが”肩〟です。 試しに肩を少しユラユラさせながら指を動かしてみてください。おそらくかなりぎこちなくなると思います。 普段からPCずっと弄ってたり、スマホ弄ってたりすると指先ばかり使ってしまいます。そうするとその神経回路が強くなって
赤く線を引いてある所が腱引きで言う所の腰の4本の腱。 腱引き師なら必ずここから入るように刷り込まれるポイント。 この線が何を意味するのか?どんな繋がりなのか? 正直解明されてない部分が多いです。 ただ、全然違う視点から見ていくとなんとなくわかる事もあります。 この図は平面、2Dでのっぺりしていまが、実際には3Dに入り組んでいます。 見た目の繋がってそうで繋がってない、逆に繋がってなさそうな所が繋がっていたり、凄く不思議な図です。 今回自分が行った勉強会ではこの繋がりの一部を
半年に一回関東方面に足を運んで勉強会やらイベントでの施術の応援やら行っています。 ちょうど今その最中です。 住んでる地域で身体の悪い箇所とかは傾向が違ったりします。 自分は寒い地方に住んでおりますので当然そういう方々をみさせていただくのですが、脚周りの緊張、特に膝周り、股関節がおかしいケースが多いです。やはり冬がながく、足元が滑るので必然的に雪が降らない地方の人とは違いが出ます。 脚が力んでると上半身もつられて力んでしまいますので、全身ガチガチな人も多いですね。 さて今回
「アイツは大した事ない」若い頃は強がってよくこんなコメントしてた。 しかし何年かして「大した事ない」と思ってた人が大化けしてたとかたまにある。 なので人生どうなるかはわからない。 自分も結構言われてる側。団体とか協会とか集団の中にいるとどうしても比較される。 協会内には「賢人」とか「専門指導」とかのポジションがある。 ある程度の年数所属して、その資格を講習を受けて取るという感じなのでその資格を持ってるイコール実力ではなかったりします。 ちなみに自分は一般会員です。 お会いし
今年に入って色んなジャンルの大物が亡くなってます。 ある意味仕方ない事ではあるんですけども。 柳生心眼流の島津兼治先生も先日亡くなりました。始めて見たのは伝統療法カンファレンスでした。活を入れる時の身体使いを披露されてました。自分が違う先生から習ったモノとの差を比較出来て良かった。 その後は一度前腕に痛い施術をかけていただきました(*_*)二日間位痛かったなぁ。 レジェンド的な人から技かけられたのでそれは良い思い出になりましたね。 会いたい人がいたらなるべく会いに行っとい
実際には人によって本数マチマチ、太さマチマチ、固さマチマチです。 ただ触れやすい箇所的なモノがあって大体目安になるポイントで四本と言っています。 昔の人はこのポイントをガッツリ引いてやるとそれだけでも整った……と考えてます。 何故なら足がしっかりと使われてて強かったから。 ぶっちゃけ足元からでもこのポイントは調整出来ます。と言うかそっちが本来の所かなとは思います。 現代人の生活環境だと足元の崩れ方が大きいので腰への施術だけでは元にもどりやすいとおもわれます。 施術後もしっか