資格
この前のゴッドハンド通信のDVDの絡みで小口先生の限定セミナーを何回かに分けてやる的なメールが来ていました。
直接質問が出来たり、DVDよりも少し深く腱引きに触れられる………という点ではいい事かなと思います。
ただちょっと引っかかるのが免状的なモノを発行するようで、それがどのような名目になるのかよくわからない。
自分らであれば筋整流法公認腱引き師という名目で資格が発行されています。
それに指導施術師や賢人施術のようにランク的な名目のついた資格も当然あります。
……んで今回のセミナーで発行されるのはどんな感じなんだろうか?と少し気になってしまった。
公認腱引き師のようにセミナー終了して腱引き師名乗れるのか? ってのもあります。
ぶっちゃけ腱引き師名乗れなくてもこのセミナー証を院にかがげて「腱引きやってます!」も出来ちゃう訳です。
まあ上手で真摯に学んだ術者なら全然構わないし、個人的にはそれでもいいのかもと思ったりもしますが、一般の腱引き師が資格取得までに必要な経験値を大幅に省いて免状いただけてしまうのはねーと少しばかり気にかかる所もあったりします。
以前柳生心眼流の島津先生がタイマッサージの人達を相手にセミナーして腱引きの初伝の免状的なモノを発行してましたが、さすがにあれもインスタントかなぁと思ってしまった。レジェンドが指導してくれるってだけで内容は濃い訳ですが………
時間をかけてじっくりと教えているなら何も問題は無いと思いますが、数える位のセミナーで免状発行はちょっとね。
詰まる所「ちゃんと教え込んでから免状出せば?」って思うんですよ。
腱引きの攻めるポイントって下手すると壊れる箇所も多いんですよ。
効く技だけに裏も当然ある。
免状出さないなら単発セミナーやろうが何しようがいいと思いますけど。
免状出すなら徹底して欲しいかなぁと。
先日から富士市の本部で腱引きの合宿が始まりました。
こちらでは朝から晩まで一日中腱引き漬けになりながら1ヶ月半位かけて資格を取得できます。
合宿や地域伝承会などで徹底的に訓練した人達は協会公認になります。
まああんまりこういう内容書くのもどうかなとは思いますが、少しくらいは問題提起出来る人がいないと腐ってくるんですよね。
凄い技術を広めたければ慎重に地道にやるのがいいと思う今日この頃。