腱引き
大分間が空いてしまいました。
通常の仕事に加えて施術の方も何故か忙しく、まともな休日はほぼ無し状態でした。
今日はちょっとだけ腱引きについて書きます。
一応筋整流法協会の腱引きは柳生心眼流の云々という感じで繋がりがあると言われています。
ぶっちゃけ自分はそれに限定してモノを言うのはどうかなーと思ってる感じです。
武術にも色んな流派があるように、腱引きというスタイルが色々あったとしても全くおかしくない訳です。
今から三年位前、とある人の紹介でかなり高齢の男性で腱引きを受けた事のある方を施術しました。
筋整流法スタイルでやったら「違うなぁ」と言われました。しかしながら違うと言われた事にショックはなかった。自分は前から色んな種類の〝腱引き、筋引き〟と呼ばれるモノがあったと考えていたから。
以前にも他の元腱引き師が同じような事を言われた事があるという話を聞いてました。その方は西の方に住んでる人なのでこの高齢の方が受けていた腱引きとも違う種類の施術かもしれない。
ちなみにこのお爺さんを施術したのは青森のᏦという人だったそうです。
自分も出身が青森県なので妙な親近感を勝手に覚えました。
筋整流法は亡くなられてしまいましたが、柳生心眼流の島津先生との交流もあり、その流れをくむとお墨付き的なモノをいただいてるのでそれでいいと思ってます。
実際に腱引き施術で色々改善されて喜ばれてる訳だし。
実はそのお爺さんへの施術で一つ試してみたやり方があって、それに対しては「そんな感じだなー」的な返答をいただいた。
もちろんそれが良かったのかはわからないけども、その時から自分のやりようが一気に変化してきたのは間違いない。
筋整流法的に見たら駄目な腱引き師なんでしょうけどね。決まった流れ、技を使わない訳ですから。
ただ、自分は自分なりのスタイルを作っていきたいかなーとは思ってます。
腱引き師の中にもハンマーとか、ピックとか、機械とか使う人もいるので、自分のもOKじゃないかなーとは勝手に思ってますがw
腱引きについては思う所が色々あるのでまた別の機会に何か書きます。