足のアーチ

靴生活が当たり前になってる現代では足のアーチ機能が弱くなってる傾向にあります。

改善の為に足の指のトレーニングとか、足首のトレーニングをされてる方もいらっしゃるかと思いますが、〝足のアーチにしっかりと荷重をかけているか？〟という点も意識されると良いかと思います。
昔の石で組み上げた橋のアーチ構造なんかは上から荷重がかかると締まって強固になる仕組みになっています。
足のアーチも同じでしっかりとアーチの頂点に荷重をかける事で締まっていきます。

この時〝足の甲の骨で地面を押すイメージ〟が重要になってきます。
靴を日常的に履いてるとあまりこのイメージが沸かないと思います。
まずは足の甲の骨をよーく触って感度を少しあげてから足の甲側、写真の緑の矢印の辺りを地面に向かって少し押し込むようにしてみてください。
しっかりと押せるとアーチが自然と引き上がります。

足のアーチ、骨が締まって固定されると動きが悪くなりそうなイメージを持たれる方もいるかもしませんが、締まるべき所が締まってないと力が歪に伝達してしまいます。土台に締まりの無い建物は簡単に崩れます。
足の甲がしっかりとアーチ形成できると足首とか膝も安定してきますので腰の負担も減ってきます。

普段は靴が手放せない世の中になってますから、この感覚を作るのは難しいとは思いますが、たまには気にかけてあげるといいかなと思います。