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こんなときなのでAmazon Prime Videoで観れるたのしい気持ちになれるおすすめ映画15選+1

以前、「こんなときなのでAmazon Prime Videoで観れるオススメの映画50選」というのを記事にさせていただいたのですが、

その後なんやかんやいろいろあった挙句、

「なんか、、、辛い映画とか、現実的な映画とか観たくない。。。」

という気持ちになってしまいまして。。。

これって結構いまの自分にも時分にも合ってるんじゃないかなぁという気がして、

あらためて
「こんなときなのでAmazon Prime Videoで観れるたのしい気持ちになれるおすすめの映画15選+1」

をまとめさせていただきました。

こんな大変なとき、つらいとき、なんか不安なときにもっと辛いお話とか無理!って方は、ぜひこちらをご参考いただければ幸いです。


※プライム会員特典に入る映画は対象になったり、外れたり、新規で追加されたりするので、4/26現在プライム会員特典に入っているものを対象にしました。 今後、対象から外れたりするのでご注意を。



カンフー・パンダ

じぶんの身の回りのこととまったくリンクしない作品が観たい!とおもって真っ先に選んだのがこれでした。

なんせカンフー、そしてパンダ。 サイコー。

しかし予想を超えてすばらしかったのは、作品のクオリティー。 なんだこのたのしくて、しかも勇気をもらえる映画は! 

平凡でなんの取り柄もないとおもわれていたキャラクターが、取り柄でもなんでもない「特性」を利用して可能性を引き出されていくその様子に、とてつもない勇気をもらえます。

このあと2も観て、それもおもしろかったのですが、こっちのほうが葛藤がすくなくて笑、たのしく観るぶんには1のほうがいいかも。 3も観たいなぁ。



パディントン2

はじめて観たときに「なにこの幸福しかない映画!」と衝撃を受けた作品。

もうね、しあわせしかないの。 本人やそのまわりはもちろん、敵ですらハッピーにしてしまうパディントンの力。

それこそ他人への気遣いややさしさを忘れかけそうになるいまだからこそ観るべき作品ではないかとおもうのです。

わたしは予告編にもある「あるワンシーン」のところで何回観ても爆笑してしまいます。 観ればたぶんどのシーンかわかります笑



きっと、うまくいく

最高に笑わされながら、泣かされもしてしまうという、こんなときに最高な一本です。

ちょっと世知辛い部分も見え隠れするんですが、最終的に好転していく様が「きっと、うまくいく」と思わせてくれるんですよね。

こんなときにこそ観かえしたいのですが、なんせちょっと長いっていうね。 だからこその「こんなときにこそ」です。

インド映画観たことないっていうひとも、この機会にぜひ。



ワンダー 君は太陽

観たひとは同意していただけるのではないかとおもうのですが、予告編から受ける印象とは結構異なった作品です。

もちろん主人公はものだたりの中心に置かれたある少年なのですが、物語は彼の視点ではなく、彼の周りのひとびとをめぐるお話なのです。

その描かれ方が近年稀にみるほど誠実というか、それこそこんな世の中だからこそ心に響く描かれ方がなされていて、それ自体に結構グッときてしまうというか、すばらしい作品でしたね。



シング・ストリート 未来へのうた

じぶんの身の回りのこととまったくリンクしない作品が観たい!とおもったら、わたしの場合は音楽映画とか青春映画とかもそのうちにはいるのですが、それで言ったらやはりこの作品でしょう!

もう曲が最高なのはもちろんのこと、その曲を巡って生み出される化学反応がもう最高にポジテイブ。

とりあえず、作中の「UP」という曲のくだりが最高なので観てみてほしいです。 そして気に入ったら映画もぜひ。



世界にひとつのプレイブック

いま現実的にも結構つらいじゃないですか。 で、これは結構辛い描写もある作品なんですよね。

でもなぜおすすめしたいかというと、辛い状況を近しく体験したひととはより深く繋がれるんじゃないかっていう希望を描いているからなんですよね。

もちろんそれぞれが体感した辛さというのはおなじ状況であっても異なるものだとおもうのです。 それでもその辛さを理解できる想像力というのは、経験を通じた考え方で補えるものなんじゃないかって、そうおもえたんですよね。



はじまりのうた BEGIN AGAIN

ここ数週間、音楽のちからをあらためて体感しているというか、もっと気が滅入りそうな状態にも関わらず、ここまで正気を保てていられているのって音楽のちからなんじゃないかなとあらためておもっています。

そのちからを最大限に信じて生かしたのがこの作品。 シング・ストリート 未来へのうたに引き続き、またしてもジョン・カーニー監督作品!

これもとりあえず、この曲を聴いてほしい。 気に入ったら映画も観てね。



カメラを止めるな!

じぶんの身の回りのこととまったくリンクしない作品が観たい!とおもったら、やはりゾンビものでしょう!ということで、これです。

いやー、おもしろかったですね。 観てないひとはこの機会にぜひ観ていただきたい。 大丈夫です、怖くないやつなんで。

同作品の同スタッフキャストで「カメラを止めるな!リモート大作戦!」を作製中とのことで、こちらもたのしみ!



タイピスト

じぶんの身の回りのこととまったくリンクしない作品が観たい!とおもったら、やはりスポ根ものでしょう!ということなんですが、これ!?っておもわれたはず。 はい、これです。

これ、見た目のかわいらしさとは裏腹にお話は超スポ根、おしゃれでコーティングされたどストレートなスポ根映画なのです。

これはね、結構見た目で騙されたかたが多いとおもうんですよ。 でもわるい意味ではないです。 むしろ見た目で騙されて観てないひとにぜひ観ていただきたい。 もう一度いいます、スポ根です。



横道世之介

いま結構いろいろみんな大変な状況で、それぞれがそれぞれの大変さを背負ってて、それってもちろんきっかけはどうあれ、結局ひととの関わりあいから生まれていることは確実で、その大変さから逃れたいとおもうのももっともなんですけど、結局その大変さから救ってくれるのもひとなんだということを改めて教えてくれるというか。

この大変な時期というのはどんな形であれ終わりを迎え、振り返って「あの頃」として思い出す日が来る。 そのときにあのときの自分を誇れるだろうか?と、そんなことちょっと考えてしまったのです。

そんなときにこの作品は、横道世之介は、よき方向へ導いてくれる道しるべになってくれるようにおもったのです。



バンブルビー

こういうときって結構アニメ映画とかって有効だなとおもったのが、結構普段の自分とちがうことや背景なうえ、シンプルにたのしめるんですよね。

でも「アニメはちょっと」というかたもいるとおもうので(わたしも普段はこちらがわ)、そういったかたにはこちらを。 いわゆる実写アニメ的な位置。

シンプルにたのしめるうえに、最後の最後のメッセージがなんかいまの時分合ってるんじゃないかなとおもいました。



キャビン

いやいやもう本当に実生活と全く異なる話が観たいんだ!ってかたにはこちらをおすすめしたい。

というのも見た目は完全にホラーなのに、中身は完全にコメディなんですよね。

これこそなにも感じず、ただただたのしい。をするためだけに生まれたような映画。 こんなときにぴったりですね。



ナイスガイズ!

なんかむかしの映画って結構不謹慎っていうか、あっさりひとを殺したかとおもったらそのひとに対してなんか気の利いた捨てゼリフを残したり(人を殺して捨てゼリフ)して、笑いを取るみたいなのがあったじゃないですか。 あれを2010年代にやるっている結構、稀有な映画です。

これがおもしろい。 いや、というかああいう不謹慎な映画が好きだったひとには結構おもしろいというか、それを今やるというもけっこう新鮮です。 いや本当に。

これもなにも考えずにたのしめる一本です。



WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜

これも結構不謹慎ネタが多い(といってもナイスガイズ!とは違う方向性で)けど、こういう感じのが邦画でできるんだ!?という新鮮な驚きがあった作品。

林業というのも個人的にはなかなか日常では触れられない世界なので、現実振り返らずたのしめるというか、それでいてコメディという。



舞妓はレディ

ミュージカル映画って結構非現実的だよなとおもっておすすめしようとおもったら、意外にもこんな作品が。。。

ミュージカルって苦手なんですが、これはよかったのです。 というのも、歌と踊りが物語自体に寄与するかたちの題材なんですよね。

この京都、この京都のひとたち、京都っぽいな〜(よくもわるくも)。



+1


ブラック・クランズマン

これはとりあげようかちょっと迷ったのですが、+1としていれておきます。 というのも結構現実的な問題を取り上げてるから、たのしくはあるけど、結構現実問題について考えされられてしまうから。 とはいえコメディとしても、とてもおもしろいのです。

ではなぜ+1としてでも取り上げたかったかというと、この作品が伝えている「声をあげる」ことの重要性が、いまとても大事なんじゃないかとおもったからなんですよね。

現在いろいろなことがさまざまな国で持ち上がるなかで、さまざまな意見がさまざまな立場から交わされている。 そんななかで「ちいさくても、すくなくても、声を上げる、上げつづけること」ってすごく大切なんだなとおもうことがとてもたくさんあったのです。



Save our local cinemas

出町座未来券

ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金

このだれもが大変な時期に、なにかできることはないかと考えるひともたくさんいるとおもうのです。 でもどこのだれがなにに困っていて、どうしてほしいのかを、そのひとたちに伝えることはすくない。

上記の活動は具体的に声をあげ、それを適切なひとたちにとどけ、それにひとが応えるという応援のかたちを具体的に示してくれました。

一度、上記の活動と、それを応援する方々の関わり合いかたを見てみてください。 そして支援したいとおもうひとは支援を、そして逆に支援してほしいとおもっている方は、この支援の輪のかたちをご参考いただくのがいいのではないかとおもいます。


「これまで」になにを置いていき、「これから」になにを持っていくか。

それをわたしたち自身がきっと考えていかなければならない機会なんだとおもいます。

そしてそれについて考える想像力を、より広く考えるための自分とは異なる視点を、映画はたのしく教えてくれるひとつのきっかけになりえるとおもうし、映画の具体的な効用のひとつだとわたしは信じています。

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足下研/スニーカー文化研究家
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