机上海外旅行 (8) Tower Eiffel シャンパンフラッシュ

6日目  その2/2
午後5時半だ。そろそろ夜の部だ。
夜と言っても明るいが。モンマルトルの丘へ登り、その後セーヌ川クルーズとシャンパンフラッシュへ。

その前に腹ごしらえを。市場で。
「Marché couvert Saint-Quentin」
魚屋が盛んに呼び込んでいる。
色々な魚介類が並んでる。どれも新鮮だ。無類の貝好きな私は目の前のつぶ貝を見てよだれたらたら。ポットで食べたいが提供してないらしい。

代わりに牡蠣を勧められ店先の立ちテーブルで、そのままツルリと口へ。うーんまい。立て続けに6個食った。妻も数個食った。グラスワインをついでくれた。まだ剥こうとしてるから人差し指をふってNOと。クレカで勘定して席を離れた。安い。

その先でケバブを買って歩き食い。
これは普通に美味い。少し酔いが回ってきた。気を引き締めてシャキッと。一度ホテルへ戻りトイレを使い、生臭い手を洗って出直す。近いと便利だ。

Gare de I'Estから地下鉄4号で2駅。
Barbes-Rochechouart駅。そこから15分ほど歩いてケーブルカー乗り場へ。
ケーブルカーはスマホAppの一日乗り放題券「Navigo Jour」で乗れる。

モンマルトルの丘の上に来た。
パリの街が綺麗に見える。
セーヌの蛇行した流れがよくわかる。

目の前が白壁のサクレ・クール寺院だ。あまり見かけない外観と思ったら正教会ではなくローマ・カトリックの教会だそうだ。聖堂内へは無料で入れる。展望台へは有料で300段の狭い階段を登るので行く気は毛頭ない。観光客が多い。

人混みはいやだ。早々に下りる。
Barbes-Rochechouart駅からCite駅まで15分ほどでついた。クルーズの予約は20:00だからまだ30分ほどある。
Vedettes du Pont Neuf セーヌ川クルーズだ。島内をのんびり歩いてはずれの乗り場へ。スマホコードで乗船。

展望のいい2階の屋外席に座れた。
結構空いてる。アナウンスはフランス語だが、日本語のパンフを貰えた。
パリの夕暮れの美しさが楽しめる。
涼しかった川面の風が冷たく感じられるようになった頃 La Tour Eiffelの先で折り返しだ。

自由の女神像がパリにあるとは知らなかった。ここで折り返すとさすがの寒さにぞろぞろと1階のキャビンへ下りていく。最後まで頑張ったのは我々と数人だ。陽も暮れ始めた。
シャンパンフラッシュが始まる。

結構歩いた、地下鉄Louvre-Rivoli駅から途中乗り換えてTorocadero駅に着いたのは21:45頃だ。外へ出るとすでに人だかりが。まもなくシャンパンフラッシュがはじまる。すでに塔のイルミは点灯してる。2〜3列目になってしまったが問題なくよく見える。

22:00 just灯が点いた。息を飲む美しさだ。しばし沈黙。
たった5分のショーだが一見の価値あり。写真撮り忘れたけどしっかり目に焼き付いてる。

机上海外旅行 (9) へと続く。