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机上海外旅行 (6) Paris Gare de Lyon

5日目
9:28 Barcelona Sants 発のParis Gare de Lyon行TGVだ。
eurail-globalpassのFlex7daysをMobail Pass(専用App)で利用 1/7日目。
座席指定も別途購入済。チケット有効化も完了。
(便利なシステムだが準備が大変。
発つ前にかなり調べて特訓した。
どのサイトも抜けがあり不親切だ。
公式サイトの説明は翻訳が不備で理解し切れない)

8:30にチェックアウトして地下鉄L3に乗車。
最後10/10のT-Casualを使い切った。
7~8分でSants Estacio駅に到着。

約6時間45分の長旅だ。こんな長時間の列車旅は初めてかな。
Bar車両はあるがBuffet車両はと調べたらBar車両で食事もあるらしい。
到着は16:00過ぎだから、食事の我慢はできない。
駅構内で飲み物を買って10分前に乗り込んだ。
2階の1+2席でゆったり。すいてる。

1時間ほど走って落ち着いたころ小腹がすいてきたのでBarへ行きハンバーガーとチップスの朝セットを注文して田園風景を眺めながら食べた。
1stは食事サービス付きだなんて投稿もあるが。無い。
ちょっと高いから駅構内で買ったほうがいいか手軽さを優先か迷うとこだ。

席へ戻り外を眺めながらうとうとした。
GIRONA NARBONNE MONTPELLIER  と知った駅にも停車しながら進んでいくが  VALENCE  を出たころからさすがに飽きてきた。かといってどうにもならない、後2時間の旅だ。
途中改札が来たが、eurail-globalpass のMobail Passと指定席のQRコードを見せて無事通過。
余談だがQRコードは日本の会社が開発したもので無償提供され全世界で使われているという、誇りに思う。

あれから何も食べてない、腹が減った。Barへ行き何かHot Dishesを注文しようとしたがよくわからないのでやめた。サンドイッチとサラダとオレンジジュースを頼んだ。
空いていたからすぐにできたが高い!

のんびり食べながらパリ交通公団のApp IDF Mobilites でチケットを購入した。バルセロナに引き続きこちらでも日本で買ったsimはよく入る。車内WiFiもあるようだが要領を得ない。
到着時にホテルまで移動といってもParis Lyon駅からI'Est駅までのバスだが、その一回チケットと翌日の一日乗り放題チケットを購入。パリはホテルが高すぎるので一泊に詰めた。
時間やコストと満足度を比べると私にとってはこの街はそれほどの価値を見出だせない。
妻も隣で、同じ操作をして無事購入。

あと30分弱だ。景色もだいぶ変わってきた。
低層の建物や街路樹が目立ってきた。しばらくしてアーチ屋根のプラットフォームAに入線。
どうやら先ほど渡った小さな川がセーヌの支流だったようだ。
行き止まり式のプラットホームだ。「Hall 1」というでかい円筒案内板が目立つ。
自動改札があったので戸惑ったがすぐにスマホを立ち上げて対応できた。
広い、ホームは左からA~Nまで見える。なぜかBは無い。後で調べよう。
古い立派な駅だ。人人人で混雑してる。
外へ出るとそこはルイアルマン広場だ。
振り向くとGoogle Mapで見た時計台がそびえたつ。

Mapを立ち上げる。つながりは至極スムーズだ。GOOD!
正面のDiderot通りで91番のバスを待つ。
Metro,RERともっと早い選択肢はあったがスーツケースを持っての乗り換えを避けてあえてバスを選択。
数分ででかい連結バスが来た。人の後に続いて乗車。
チケットはAppで購入済だが不安でいっぱい。
スマホのNFCでピッの音を聞いてほっとした。
Gare de Nord行きだから注意して1つ手前の I'Estで降りるのだ。
「GARE DE I'EST」と書かれた建物が見えた。
Mapも一応追随してる。降りる人も多く後について降りた。

改めてヨーロッパらしい風景をぐるりと眺め、来たんだな~と感傷にふける。そこからはアスファルトの歩道(時々石畳も)を歩いて数分でホテルへ到着。パスポートとクレカで無事チェックインを済ませた。
2階の狭い部屋だが交通アクセスも良く割安だったので選んだ。
小さい旧式のかご型ELVがヨーロッパを感じさせる。ゆっくりと昇る。
古いがクリーンアップされた部屋のベッドで、まずはごろり。
ありがたいことにウェルカムの水も用意されていた。

近くにMarché couvert Saint-Quentinという市場があるのだがあいにく月曜日で休みだ。この辺も考慮して日程を組むべきだったか。
かといってパリのレストランには入る気がしない。
仕方ないから一回チケット2枚を追加購入してカルーセルドルーブル地下のフードコートへ行くことにした。
Google Mapで一発、Gare de I'Estからメトロで10分くらい。何だ近い。
けど、車内でスマホはとぎれとぎれだ
諦めて駅数をカウントする。7駅。
2人で数えた。

またしても大好きな地下鉄駅直結の店
入口で圧倒されてしまった。豪華なシックな店内だ。
さすがパリしかもルーブル美術館御用達。とてもとてもフードコートとは呼べない。(正式にはrestaurants du monde)
バルセロナでは食べなかったパエリアを選んで盛ってもらった。
決して安くはないがパリ価格でもない
ここPalais Royal-Musee du Louvre駅にきて美術館に行かない観光客は俺達だけだろう。少しは興味あるがそれほど。行くならオルセーのほうがいい。

外へ出た19:00過ぎだというのにまだ明るい。近くのカルフールエクスプレスでワインを1本仕入れた。
カルーセル庭園を右手に橋迄歩いた。セーヌ川だ。汚ねー。一昔前の隅田川だ。失礼、よりはましか。でも夢に描いた川とは大きく違う。がっかり。
川沿いを左折して橋一つPont Neuf駅迄来てメトロでホテルへ戻る。

着いた時もそうだったが今もI'Est駅は空いてて落ち着いた駅だ。
噂のような物騒感も全くない。親しみやすいきれいな駅だ。

ホテルは裏道に入った小さな宿だが店も多く人も多く歩いてて不安感などない。

シャワーしてワイン飲みながら明日のルートをおさらいする。
外は暗くなってきたが、にぎやかだ。
窓を閉めても喧騒は完全には遮断できないが覚悟の上のローコスト。

おやすみなさい。
机上海外旅行 (7) へと続く


























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