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0078 雑談19 エマニュエル@スウェーデン🇸🇪日本滞在記も

【1on1雑談】
to 外国人から見た日本の観光の印象を聞きたい方
to 旅からのつながりの深め方に関心ある方

-追加質問に答えていただき2021/12/19に一部追記-

11/14。1on1雑談19人目は、スウェーデンのエマニュエルさん、マンネと呼んでます。ニーズをふまえたBtoBの機械のエンジニア。日本語が上手。時差8時間。

旅が出会いを運んでくる

2019年のデンマーク・スウェーデンの旅。スウェーデンの情報収集をすすめているなかSNSで知り合う。そのまま、旅先でご飯を食べることになった。IKEAレストランでおなじみ、ミートボールにベリーソースが合う。美味しかった。

下記Fb投稿より。写真にうつっているのは、マンネとパートナーのハンナちゃん(ドイツの方)。2017年にふたりとも日本にきている。

—2021/12/19追記—

私はスウェーデンの大学でハンナに出会っています。当時、私は留学生の世話をし、彼らのためにパーティーやイベントを手配をしていました。ハンナは私がお世話をした留学生のひとりです。

日本には2人で行きました。福岡で”元気JACS”という学校で勉強しました。学校は私たちにアパートを持つように手配してくれました。このことは良かったです。

—2021/12/19追記—

—2021/12/19追記—

日本を選んだ理由は?

(エマニュエル)
子供の頃からずっと日本に興味を持っていました。多くの映画、アニメだけでなく、いくつかのテレビ番組を見たからです。”風雲たけし城”や、”笑ってはいけないシリーズ”など、どれもスウェーデンにはない面白くてクレイジーな番組を見てきましたね。今では、日本をもっと理解していますが、子供の頃は、それらの番組が日本の全てでした。

高校を卒業し、アジアでの生活を体験をしたく、まだ日本に住む余裕がなかったので、まずは中国に行きました。1年間滞在し、中国について持っていた多くの考えはほとんど間違っており、大きな文化的なショックがあり、現場に行くことの重要さに気付きました。

スウェーデンに戻った後、日本との文化的な違いからの孤独感がテーマの映画”Lost in Teansration”を見ました。中国のときもそうでしたが、本当の日本はどんなものか私は理解していない。実際に日本に行ってみて、日本はどんな国か?日本人はどんな国民性なのか?を知りたかくなりました。

もちろんもっと書くことはできますが、だいたいこんな感じです。

—追記分ここまで—

日本で印象に残ったことは?-道徳-

2017年から6ヶ月間(12月〜7月)。福岡を拠点に日本語を勉強しながら、日本中を旅したマンネさん。長崎、神戸、奈良、京都、富士山、東京、神奈川。次に訪れるなら、沖縄、岐阜、北海道に行きたいとのこと。

神戸では、日本の友人に連れられ、日本酒の醸造所も見せてもらったとのこと。日本を旅する外国人に会うと、自分たちでも経験したことがないような経験値をもっている人がよくいる。この事象はつきつめて別の機会に考えたいと思う。”なぜ東京の人は東京タワーに登らないのか?”みたいなことを考えたい。

印象にのこった話は、日本とスウェーデンを比較したエピソード。夜の街の人通りの多い階段で、携帯電話が落ちていたそう。スウェーデンならあっという間に誰かに拾われ持ち去られる。そこでは、携帯電話を端っこに寄せられて、誰も盗もうとしない空間があったとのこと。その後誰かが交番に届けたかまではわかってないが、その刹那の印象が強い。

その他、駅で迷うとお婆さんが目的地まで一緒に連れて行ってくれるなど、あるある話がたくさん出てきた。なんだろう?元々あった困っている人を助ける日本人の精神。外国人が訪れることで、そのホスピタリティの感覚が増長している気がする。そして押し付けがましくない美意識もある。

最初はどの国民もそんなもんじゃないのかな…とか思っていたが、海外旅行を重ねると、そうでもないなとも思う。こういう話がメディアを通じてではなく、自分と関わった人から自然と聞けるのはうれしい。感動体験は心に刻まれる。”その国をリピートしたい動機”に十分なりえるものだ。

日本の課題-ラストワンマイルの難しさ

マンネさんは、ある程度日本語が話せるようになったので、不便はあまり感じなかった。そのうえで旅先で感じることとして、面白いことを言っていた。

ラストワンマイルが難しい。

目的地にたどり着くまでの案内、言語対応、交通機関の複雑さのことだ。つまり、主要都市間はスムーズに移動できインフォメーションも充実。インターネットでいくらでも調べられる。目的地に近い駅やランドマークからの最後のワンマイルが難しいという。

なるほど。面白い表現。元々、通信や物流業界で使用している”ラストワンマイル”という言葉が、自然とマンネさんの言葉からでてきた。特に地方の観光地。改めて目的地別に、何度もシミュレーションをして、わかりにくい誘導になっていないか、もう一度確かめてみるといいと思いました。

出会いの繋げ方

—2021/12/19追記—

(エマニュエル)
最初に、ケンにストックホルムで会おうと言われて、驚き、とても興味をもちました。そのようなお願いをされるのはそれほど普通ではないからです。また、ストックホルムの様子を見せて、話をして、スウェーデンをどのように感じるのかを理解するのことも、おもしろそうだと思いました。また、あなたがどんな人であるかを見たかったです。社交的に話ができて、とてもよかったです。

—追記分ここまで—

これまで3名の外国人と話をすることができた。変な話だが囲碁を思い出した。自陣の近くの陣地を広げるべく碁石をつないでいく。ときに、遠い箇所にうつ一手。国籍、人種、距離、年齢、性別を超えて、自分と異なる環境にいる方との対話は、まさにそんな一手に思える。

今回は旅の話が中心だったが、次は、もう少し深い人生観の話などもしていきたい。マンネさん、ハナさん、また話しましょう。会いましょう。

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