0041 石垣島❸ 竹富島と顧客目線の気づき
【旅ログ】
to 石垣島と離島めぐりの旅を考えている方
to 観光産業のあり方を一緒に考えてくれる方
2日目。離島をめぐる。石垣島からは6つの島にフェリーが伸びる。一番近い竹富島からいくつか島めぐり。のはずが、時間の流れに身を委ねた結果、終日竹富島となる。後半は観光資源について感じたことを書きました。
竹富島片道は700円(安栄観光) 複数の島めぐりは高額で時間ない人向け。
旅行会社が軒を連ねる。観光地でいつも思う。消費者目線で、会社ごとの価格とサービスの違いが、もっとすっきりわかりやすいといいのになと。競争原理とのバランスもあるから一筋縄にはいかない。
出港前。石垣島のフェリー乗り場では、具志堅用高がお出迎え。
竹富島へ
晴れた。最高。島には、”竹富島憲章”がある。1986年制定の5原則。
売らない
汚さない
乱さない
壊さない
生かす
35年も前から、景観維持の努力がなされていることに、敬意をいだく。
google mapより。約6.7km15分の船旅。
竹富島到着。島につくと、レンタサイクル会社数社、水牛車会社数社が、お客を待つ。自分はレンタサイクルで、約5時間の島めぐりとなる。
この日のダイジェスト-雰囲気は世界遺産級-
レンタサイクルでいただいたマップにそって巡る。
手書きのモデルコースがわかりやすい。嶺本レンタサイクルさん、ありがとう。
景観
素晴らしい景観。空とハイビスカス。石垣とブーゲンビリヤ。赤煉瓦と海の青。余分なものがない。数年後に街並み保存として、世界文化遺産になるんじゃないだろうか。
水牛車
複数の会社が運営。水牛にひかれ島内をゆっくり回る。スタッフは三線をかなで盛り上げる。
八重山時間。この子に、あくせくと働きすぎじゃないか?と尋ねられた。気がした。
島野菜カレー
昼食は、”HaaYa nagomi-cafe”
島野菜カレー at 竹富街並みビュー。八重山でとれた長命草、つるむらさき、ココナッツフレークなどこだわりを食す。
デザートのサータアンダギーとさみ餅
西桟橋
曇りだと、それはそれで味のある風景に思えた。若者がジャンケン飛び込みゲーム。若い。
コンドイ浜
シャワー室のある便利さ。日本でもトップクラスの美しいビーチ。
満潮時、砂浜が沖合に取り残される。この時間の流れで変わりゆく風景が人を魅了する。
カイジ浜
星の形の砂で有名な美しいビーチ。南西端の地。
かわいい。1mm程度。ビーチには、星の砂グッズが無造作におかれた無人販売。少し哀愁もあった。
“こうなっていたらもっといい”を考える
竹富島の観光について、マーケティングの視点から気づいたことを。
レンタサイクル-魅せるチャリンコへ-
3社あるレンタサイクル。港から一番近いという理由で、今回嶺本レンタサイクルへ。
先にレンタルする時間を決めて前払い→使用→指定時間超過で返却→差額だけ払う。つまり、延長料金が高くつくということがない。これは、ユーザーにとって心理的負担が少ない。
ママチャリ大活躍。ただ、顧客は、非日常を求めに竹富にきている。チャリンコのビジュアルも徐々にでも、絵になるブランド、形状に変えていってもらえると、もっとよいサービスになると思いました。
レストランはどこが開いている?-開店情報を-
昼時。周った店は4件。レストランの開店情報と、営業時間情報がわかりにくい。
こちらは、午前いっぱいは、島人(しまんちゅ)のみにオープン。また行きたかった”竹の子”は閉まっていた。4軒目でようやく島野菜カレーにたどりついた。
以前旅した香川県の豊島では、フェリーを降りると本日開店のレストランが一覧でわかりやすくなっていた↓
豊島で撮影(2021年8月)
このように、顧客の立場にたったよい取り組みを各自治体横串をさして底上げのスピードがあがっていけばいいなと思いました。
地場のものについて-小さな素材メモを-
前述した島野菜カレー。素材の説明を受けた。そんな時いつも思う。覚えたいけど覚えきれない。
口頭での説明とともに、ちょっとした手書き調の”素材の説明書き”を添えてもらえるとうれしいと思いました。それも含めた雰囲気が好きになれる。
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竹富島、最高でした。まだまだ魅力を引き出す余地もあるかもとも思いました。つながりを持たせていただいた方々、建設的なお話ができとても楽しかったです。また、行きます。
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