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0361 エジプト❽いざギザのピラミッドコンプレックスへ

Day6-アブシンベル→アスワン
アスワン→カイロ

Day7- 終日カイロ観光

フリーダムホテル2泊

初日以来のカイロ。ホテル選びは何を優先するかによるところ。便利さ追求の通過拠点とみなすか。宿そのものを目的地のひとつとみなすか。初日のホテルは前者だったので、此度は趣をちがう宿を探した。ここフリーダムホテルがそう。

寡黙で優しい空気感をもつ
フロントの彼
ドミトリーでの交流などをねらうも
4人部屋を独り占めという
これはこれで嬉しい誤算
旅あるある

ピラミッドコンプレックス入場

ピラミッドに対しては、他の観光地となにか異なる感覚がある。わかった。あまりにも有名なこの建造物は、エジプトのアイコンとして強烈なイメージを定着させている。行ったことがない場所なのに、なんとなく知っているつもりにさせてしまう。それほどの強さ。

到着した。

カイロからギザまでは
UBERで30分たらず
8時オープンに間に合うよう到着
テーマパークのような入り口
入場料を払ってゲートをくぐると
ピラミッドコンプレックスワールド
映えるパラグライダー above ピラミッド

現地でメモを残していた。それ意外は、灼熱と晴天とピラミッドの空気にひたすら身を委ねた。

(ピラミッドコンプレックス最初の印象)

ラクダより馬が多いのね
都市の玄関口の立地
観光としては、立地の良さよかったねと思う
道すがら、クフ王のピラミッドが完全に隠れる
なぜつくろうと思ったのか、やはり不可思議

(クフ王ピラミッド内部にて)

汗がしたたるしたたる
蒸し風呂だ
シャープの空気清浄機がある、こんなところで活躍していることの妙味
匂いは、薄い洞窟の匂い

スフィンクスはどうなの?

入って早々、迎えてくれるのがスフィンクス。自分が嫌いなものがある。”がっかり観光地”、”このだけは絶対行くな”みたいな記事や意見。

理由は2つ。1.感覚値は、その人の価値観や知識経験によるところで、他人にどうこう押し付けるものではないということ。2.歴史に根ざした場所は、今にいたるまでが、その歴史の一部と知るべき。現在の状況はその結果であり、すべてひっくるめて観察することが、本来あるべきと思う。

スフィンクスを見て”がっかりした”という記事を見た。上述した1も2もあてはまる。現代人のエゴ。その表面しか見れてないなと思ってしまう。

よく観察すると正面から見た表情
手足のバランスなど
観察していくとリアルな部分が
イメージに肉付けされていく

ピラミッドどうなの?

遠近感がなくなるなか、3大ピラミッドを順に回る。最大のクフ王のピラミッドは、一辺230m、単純計算すると一周12分程度かかる。近づいた。

5000年前という時間、その大きさそのものも驚かされるが、その治世の中、なぜこのようなものを作ろうと思いたち、実際作れてしまうのか。想像力も手伝い、その現象に驚かされてしまう。

クフ王ピラミッド
ひとつひとつ切り出された石は
ひとつ2.5tから7tほどある
狂っているとしか思えない事業
つづいて定番のラクダ

“日本人は友達だ、無料だ”と言い寄る
ラクダ使いおじさん
乗ってみて、写真もとってもらった
“日本円でもいいからな”と想定内の問答
”あなたざ無料と言ったから乗った”と
伝えその場をあとにする

ふとUBERの事業を思い出す
不明瞭なタクシーより、明瞭会計かつ
評価制度のあるUBERを
このおじさんも、長い目でみて
よりwinwinに商売ができるしくみが
あるといいなと思った
ゆるがない強さとインパクトがある景色
直線のピラミッドとラクダの曲線が
コントラストともいえる

クフ王ピラミッド内部へ

追加料金で内部に入れる。ピラミッドへの驚きは、何段階かある。5000年も前に造られたの?(日本はまだ縄文時代なのに)、なぜこんな大きなものを造れたの?そして、内部でさらに、どうしてこんな設計ができたの?となる。

来世に生まれ変わるための王の墓とはいえ、あの巨大な建築物の中にして、このような内部設計がほどこされているとは。これは、現地じゃないと実感できない体験だった。

細くて低くて長い階段は
閉所がダメな人は無理だと思う
たどりついた棺がある空間

まとめ

目で見るもの、匂い、温度。日差しの強さ、風。何度も思う。五感を通じて入ってくる情報のリアルは、やはり旅をして現地で初めて実感するもの。既視感によるバイアスの是正は、これからも続けていく。それが旅のひとつのマイルストーン。

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