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0445 本気の尊さに泣ける“ルックバック”ベトナム、ハノイでも上映
ベトナム、ハノイでも見れました! 映画”ルックバック”
原作は知らず、YouTubeのティザーから溢れ出す純粋な雰囲気と漫画タッチに惹かれる。ベトナムでの上映もあると知り行ってみました。
藤野と京本の関係性のやりとり、感情の機微に共感しくすっと笑う。熱中できることに本気で一途に取り組むことへの尊さに泣ける。それを諦めさせようとする社会的な見えない圧力みたいなものへの心のざわめきも。
ひきこもりを社会問題のように映すのではなく、そういう人には、とがった才能があるものだという見せ方がよい。必然的なストーリーの要素として、受け入れられた。
後半は期待していたものとは違ったが、60分の中で、無理筋の急展開とも思わせない間の取り方や・シーンの繋ぎ方だったと感じた。あの”間”に感情移入を深めたり、自分を重ねたり、いろいろ考えさせられた。
最後に、今も、どこかで、同じようなストーリーが日本のどこかで紡がれているんじゃないか?と感じさせる等身大なリアルさを感じた。人目に出ない隠されたストーリーは無限大なんだろうなと思いました。
ストーリー…学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、ある日の学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生・京本の4コマ漫画を目にし、その画力の高さに驚愕する。以来、脇目も振らず、ひたすら漫画を描き続けた藤野だったが、一向に縮まらない京本との画力差に打ちひしがれ、漫画を描くことを諦めてしまう。
しかし、小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、そこで初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられる。漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めた藤野。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思いだった。
しかしある日、すべてを打ち砕く事件が起きる…。