米国株式市場は続伸~マーケット考察2020.5.6
米国株式市場は続伸。
主な上昇要因は以下の2つでした。
(1) カリフォルニアやニューヨーク州などの州で経済活動再開の指針が発表され、景気が今後上向くのではないかという期待感が浮上
(2) 最近激しく投機的価格変動をしている原油の価格が20%上昇した事での安堵感がエネンギー株の買いを促進
しかしながら、FRBクラリダ副議長が今後金融及び財政の更なる支援がないと景気回復まで及ばない旨の発言をした事で、ダウ平均は日中24,000超えもありましたが、終値では24,000台は維持出来ませんでした。
引き続き、市場にとってポジティブなニュースが入って来てますから、ビクビクしながらも買いの触手が出てきているのは否めません。
多くの投資家は先行き不透明な実体経済と意外にも安定している株価とのギャップをまだ消化し切れていないというのが正しい表現かも知れません。
相場が反転してしまってからその相場に乗り遅れたくないという気持ちとこれだけ世界を震撼させている新型コロナウイルスショックがこの程度で収束するとは思えないという気持ちの綱引きをしていると言えます。
私見では、現在の様に相場が上がるも下がるも五分五分としか予測出来ない場合、
(1) 短期の投機でしたらチャートを見て売りでも買いでもその時のチャート形状で決めれば良いでしょう。
一方、(2) 10年は持てる長期運用なら、買値が多少上下しても狙うアップサイドが大きいですから、日々の相場に一喜一憂せず、買ってしまえば良いと思います。
(3) (1)と(2)の間の場合、歴史的に5-10月の間では必ず相場が安値を狙った動きをしてますから、今回の急落相場では市場が2番底を付けに再度下降する可能性はあります。そのタイミングで買いを入れたら良いと言えます。
立沢賢一
〜投資家サロンについて〜
投資の世界では勝てない投資はしてはいけません。 勝つ為に徹底的に戦略を立てなければいけません。私は住友銀行/メリルリンチ/バンク・オブ・アメリカ/HSBCと長きに渡って金融スペシャリストとして活動してきたノウハウを存分に活かして投資はしていますが、その時のコネクションなどは一切利用していません。
つまり “全ての方が真似できる可能性がある” と言う事です。
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