【マーケット考察】2022.6.3

米国株式相場は反発。優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時300ドル超下落する場面もありましたが、前日終値比435.05ドル高の3万3248.28ドルで終了。相変わらず、相場変動が大きい展開でした。ハイテク株中心のナスダック総合指数は322.44ポイント高の1万2316.90で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比9926万株減の9億4693万株。
 
昨日の米国株式市場は、IT大手のマイクロソフトが、ドル高による収益縮小を理由に4~6月期の業績予想を下方修正したのを嫌気し、下落して取引が始まりました。マイクロソフト社の弱い決算でしたが、それもかき消されてマイクロソフト社の株価も引けはプラス。因みに弱い決算の理由がドル高というのは、市場では無視されてましたが、今後の米国企業の業績動向に影響を与える点で、注目されるべき要因だと思います。

経済指標に関して、米民間雇用サービス会社ADPが昨日発表した5月の #ADP民間部門統計 では、非農業部門の民間就業者数が前月比12万8000人増と、市場予想の30万人増を大きく下回りました。市場では、過熱する労働市場に落ち着きが戻りつつあると解釈したようです。それ故に、物価上昇圧力が弱まるとの見方が強まることで、米連邦準備制度理事会(FRB)による急速な利上げへの懸念が後退した模様です。これをきっかけに、寄り付きからのマイナスを取り戻し、昼過ぎから株価はプラスに転じました。
市場では、インフレ率の上昇がピークアウトし、労働市場の回復も鈍化しているとの見方から、FRBの利上げペースが減速するとの観測が浮上し始めました。実際に昨日、クリーブランド連邦準備銀行のメスター総裁は、インフレが落ち着けば、利上げペースを減速させる可能性があるという #ハト派 的な発言をしていました。
一方で、ブレイナードFRB副議長は、インフレ率が低下しなければ、利上げの休止を予想するのは非常に難しいと述べ、9月以降も金融引き締め政策が継続するとの見方を示しており、FRBの中での足並みが揃わなくなってきているのがこれまでにはない現象です。
ただでさえ不安定な相場動向が現在進行形の中、、、、、、、以下DMMサロンにて
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