【マーケット考察】2022.12.3
米国株式相場はまちまち。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比34.87ドル高の3万4429.88ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は20.95ポイント安の1万1461.50で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億2820万株減の8億6787万株。
注目の11月の #米雇用統計 は、景気動向を敏感に反映する #非農業部門就業者数 ( #NFP ) が前月から26万3000人増加。市場予想である20万人増を上回り、米国の労働市場の堅調さが示されました。最初の市場のリアクションは株売り・債券売り・ドル買いで反応しました。
非農業部門就業者数の伸びは10月の28万4000人増(改定値)から鈍化。失業率は3.7%と横ばい。新型コロナウイルス感染で打撃を受けた娯楽・接客業が8万8000人増と回復。医療部門も4万5000人増と好調を保ちました。平均時給は前年同月比5.1%上昇と、伸びは加速しました。
米連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な利上げに対する警戒感が広がり、朝方のダウ平均は一時350ドル超の下げを記録していました。
但し、雇用統計を眺めていったん上昇した長期金利が取引中盤から上げ幅を縮め始めると、ダウ平均も売りが一巡し、下終盤にプラス圏に浮上しました。
パウエルFRB議長が単月の強い市場のデータでは充分でないというコメントやウォール・ストリート・ジャーナル紙も追い打ちをかけるように、12月の0.5%利上げに変化がないというリーク記事を配信し、株式市場で買いを呼びました。
一方で、ウォール・ストリート・ジャーナル紙はターミナルレートの5%超えリスクにも言及しており、硬軟織り交ぜたメッセージで、債券市場はその点を斟酌して、2年債売り10年債買いで反応しました。
結局FRBは、インフレ抑制を優先しつつも、、、、以下投資学ゼミにて
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