【マーケット考察】2021.12.24

米国株式市場は3日続伸。ダウ平均は196.67ドル高の35950.56ドル、ナスダックは131.49ポイント高の15653.38で取引を終了した。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比7139万株減の6億8183万株と超閑散。ダウのこの日まで3日間の上昇幅は計1000ドルを超えました。クリスマスの連休を控え『閑散に売りなし』。

英国では1日の新規感染者数が12万人に接近し、米国でも拡大が加速しているにも拘らず、市場は新たな変異体であるオミクロン株が、デルタ株の時ほど恐怖感を強めていないようです。その理由に、「オミクロン変異株の入院リスクはデルタ株に比べ50%から70%低い」との英国の調査結果や「別の株に感染した人に比べ入院のリスクが最大約80%低かった」との南アフリカの研究が挙げられます。

オミクロン変異株は感染力がこれまでのウイルスよりは遥かに強いものの、重症化リスクは極めて低く、2回のワクチン接種者が、3回目のブースター接種を行えば、オミクロン株にも有効との研究データが出ていると言われています。

更に、食品医薬品局(FDA)が前日、米ファイザーが開発したコロナ経口治療薬に緊急使用許可を出したのに続き、昨日は製薬会社メルクの新型コロナ経口薬の緊急使用を承認しました。

経済指標の発表は以下の通りでした。
(1) 12月のミシガン大消費者信頼感指数確定値が70.6となり、先に発表された速報値70.4から上方修正され、市場予想(70.4)を上回る。
(2) 11月新築一戸建て住宅販売件数は、74.4万戸(予想:77.0万戸、10月:66.2万戸←74.5万戸)。
(3) 11月コアPCE(個人消費支出)価格指数は予想(4.5%)を上回り、前年比+4.7%。
(4) 個人所得+0.4%、個人消費支出+0.6%は予想通りの伸び。
(5) 先週分新規失業保険申請件数は予想通り20.5万件となり、前回と同水準。
(6) 11月耐久財受注速報値は予想(+1.8)を上回り、前月比+2.5%。

纏めますと、雇用は改善傾向を示唆する一方、インフレは高い水準の推移を維持したまま。消費支出は前月比で増加していましたが、インフレを控除した実質ベースでは前月と同レベルでした。これまでの傾向と異なる数字は出てませんでした。

今週の株式市場の反発は、、、、、、、、

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