【マーケット考察】2023.6.27


米国株式相場は6営業日続落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比12.72ドル安の3万3714.71ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は156.74ポイント安の1万3335.78で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比17億8135万株減の8億3051万株。


マクロ経済指標に関して、米6月ダラス連銀製造業活動指数は‐23.2と、5月-29.1から改善も予想(-21.8)を下回り、14カ月連続のマイナスとなりましたが、株式相場への影響はほとんどありませんでした。
 米連邦準備制度理事会(FRB)が7月25-26日に開催予定の #米連邦公開市場委員会 ( #FOMC ) 前に公表される雇用統計、消費者物価指数、卸売物価指数などの経済指標を見極めたいとの思惑が広がり、積極的な取引は行われず、ポジション調整に終始した相場でした。 米国株式市場は、各国中央銀行が想定以上の利上げを行う必要があるかどうかを見極め、その過程で減速している経済に更なるブレーキをかけることに懸念しており、先週からの高値警戒が続いています。

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