【マーケット考察】2022.2.17
米国株式相場は反落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比54.57ドル安の3万4934.27ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は15.67ポイント安の1万4124.09で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3401万株減の9億4634万株。昨日の米国株式市場はウクライナ緊張緩和は予想通り短命に終わり、マイナス圏で推移していましたが、FOMC議事録発表後は上昇し、概ね横ばいレベルでクローズしました。
引き続き、米国株式市場は、(1) ウクライナ情勢と (2)FRBの利上げに神経質になっている状況です。
(1) ロシアは15日、ウクライナ国境付近に展開していたとみられる軍部隊の一部撤収を発表しました。ただ、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は昨日、「今のところ現場に緊張緩和の兆候は見られない。部隊や装備の撤収はない」と指摘。ウクライナのゼレンスキー大統領やブリンケン米国務長官も、「ロシア軍の撤退は確認していない」と発言し、米欧はロシア軍への警戒を崩しておらず、予断を許さない状況です。投資家は、ウクライナ情勢が外交的解決に本当に進むのかを確認したい意向が強いです。
(2) FRBは、1月の #連邦公開市場委員会 ( #FOMC )の議事要旨を公表。1月25-26日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、物価上昇が根付き、雇用が力強い中、金融政策を引き締める時期が来たとの考えが示されました。委員会参加者は、2015年の利上げ局面よりも「速いペース」で政策金利を引き上げなくてはならない可能性があるとの見方で一致しましたが、#タカ派 にとってほとんど新鮮な材料はありませんでした。
市場は3月の0.5%の大幅利上げを期待していますが、それについて確信に繋がるものはなく、推測の範囲に留めざるを得ない印象で、寧ろ、利上げはデータ次第という聞き慣れないコメントが、最近影を潜めていた #ハト派 の台頭か?と、昨日の相場はそれに好感したように見受けられます。
インフレとFRBの利上げに関しては意見が分かれていて、市場はFRBの積極利上げを織り込む見方をしている一方で、FRBは、、、、
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