【マーケット考察】2022.11.11

米国株式相場は急反発。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比1201.43ドル高の3万3715.37ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は760.97ポイント高の1万1114.15と大幅に上昇しました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億7131万株増の12億7406万株。
 
10月 #消費者物価指数 ( #CPI )は、前年同月比7.7%上昇と7.9%の市場予想を下回り、1月来で最小の伸びとなりました。市場では、「インフレがピークアウトしたとの期待を後押しする内容」と受け止められ、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを減速させるとの期待感が上昇。

短期金融市場では、12月14-15日に予定されている #米連邦公開市場委員会 ( #FOMC )での0.75%利上げ期待を大きく後退させ、0.5%利上げ期待が大きく上昇しました。確率は0.5%が80%、0.75%が20%程度となっている状況です。

米債券市場では長期金利が低下し、10年債利回りは4.12%から3.8968%まで低下し、10月末以来の低水準となりました。
連銀総裁たちからも数々の発言がありました。サンフランシスコ連邦準備銀行のデイリー総裁は、「利上げ幅を縮小する時期だ」と、ダラス連銀のローガン総裁も、利上げペース減速が「間もなく適切になり得る」と明言しました。

一方で、米クリーブランド連銀のメスター総裁は、10月CPIはインフレ緩和の兆候を示唆したものの、「インフレの上振れリスクは残っているので、FRBは利上げを進める必要がある。賃金圧力は高く、持続していて労働市場は依然として非常に逼迫。」と述べており、必ずしも連銀総裁たちの意見が一つにはなっていないことが窺えます。

労働市場の現況を表す先週分 #新規失業保険申請件数 (11/5)は前週比7000件増の+22.5万件と予想上回り1カ月ぶり高水準。 #失業保険継続受給者数 (10/29)は149.3万人と、前回148.7万人から予想以上に増加、3月末以来で最高となりました。

CPIが予想以上に鈍化したほか、、、、以下投資学ゼミにて

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