【マーケット考察】2022.1.13

米国株式相場は続伸。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比38.30ドル高の3万6290.32ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は34.94ポイント高の1万5188.39で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1004万株減の9億0672万株。

昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前月比+0.5%。伸びは11月+0.8%から鈍化したものの予想(+0.4%)を上回りました。前年比では+7.0%( 予想:7.0% ) と、11月+6.8%から予想通り拡大し、1982年以降40年ぶり最大を記録。ガソリン、食品、衣料などの価格が上昇。ガソリン価格は前年比49.5%高。

変動の激しい食品やエネルギーを除いたコアCPIは前月比+0.6%(+0.5%)と、予想外に11月+0.5%から伸びが拡大。前年比では+5.5%。伸びは11月+4.9%から予想( 予想:5.4% )以上に拡大し1991年2月以降31年ぶり最大となりました。

CPI発表後、意外にも債券市場では、米国債利回りが低下したり、米株式市場では、IT・ハイテク株中心に株価は落ち着いており、指標の数字の内容とは逆の反応を見せました。米国債利回りはすでに大幅に上昇しており、それに伴い、IT・ハイテク株などの成長株は売りが強まっていました。ここ数カ月でインフレ上昇とその長期化に対する懸念は市場によく浸透し、投資家はそれを既に予想していた。市場では消費者物価指数(CPI)ほぼ織り込み済みで、正に相場の格言である 「 sell the rumor buy the fact ( #噂で売って事実で買う )」的展開となりました。

CPIがサプライチェーン(供給網)の混乱などを受けたインフレ高進を確認する内容となり、FRBが3月にも利上げを開始し、FRBのバランスシート縮小も早期に開始する( FRBが債券などの保有資産を市場で売却し現金を市中から吸い上げる)とのタカ派な見方を完全に裏付ける内容となったと解釈して良いでしょう。

ちょっと早い気がしますが、市場ではインフレ率が最高点に達し、今後はFRBの金利引締め政策の恩恵を受け、沈静化されてくるとの見方も出始めています。また、短期金利の指標であるFFレート(フェデラルファンドレート)の上昇予想が現時点では年内に4回、2024年7-9月期までに1.5%と、、、、、、、、、、、、、、、

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