【マーケット考察】2022.12.10

米国株式相場は3日ぶりに反落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比305.02ドル安の3万3476.46ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は77.38ポイント安の1万1004.62で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2188万株増の9億0162万株。
 
経済指標に関して、11月の #生産者物価指数#PPI )は、サービス業が牽引し、前月比0.3%上昇となり、市場予想(+0.2%) を上回りました。前年同月比では.7.4%上昇と前月の8.1%から鈍化したものの、依然として、高水準が続いています。

PPIの数字から、インフレ圧力の根強さが改めて示され、FRBが金利利上げを継続する可能性が高まることを示しました。但し、国内外における需要の冷え込みがサプライチェーンを圧迫し、前年比の伸びは鈍化が続いています。

12月 #ミシガン大学消費者信頼感指数 速報値は59.1と、11月56.8から予想以上に改善し10月来で最高。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指標として注目の同指数の1年期待インフレ率速報値は4.6%と、予想外に11月4.9%から低下し昨年9月来で最低となりました。

1年先の期待インフレ率は低下したものの、予想を上回った生産者物価指数とミシガン大学消費者信頼感指数を受け、景気後退懸念の緩和とインフレの高止まりがFRBの利上げの長期化を引き起こすとの思惑により、10年物米国債利回りは3.55%まで上昇しました。

とは言え、市場は来週の米 #消費者物価指数#CPI )や #米連邦公開市場委員会#FOMC )の会を控え、その反応を見極めたい雰囲気が強く、株式市場も小幅な値動きでした。

市場では、来年も弱気相場を見込む声が多く、、、、以下投資学ゼミにて

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