【マーケット考察】2022.9.10

米国株式相場は、3日続伸。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比377.19ドル高の3万2151.71ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は250.18ポイント高の1万2112.31で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比5033万株減の8億5801万株。
 
米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利上げ継続が米国経済を #リセッション ( #景気後退 )を陥れてしまうことへの懸念が根強く、株価は8月後半から急激な下落基調に突入しました。しかし値頃感のから買い戻しが入り、主要株価指数は3日続伸。ダウ平均は週間では4週ぶりに上昇しました。まあイメージは相場の調整局面かと。。
 
FRBが9月20、21日に開催予定の #米連邦公開市場委員会 ( #FOMC )で、3会合連続となる #フェデラルファンド金利 0.75%の大幅利上げを決定することは市場ではほぼ織り込み済みです。

それにも拘らず、株価が3日続伸したのは、利上げに対して投資家が慣れてきたことや、米企業にとって業績の逆風になりがちなドル高に一服感が出ていることが、投資家心理の改善につながったからと言えます。

そのほかに、相場上昇の遠因と言えるかもしれないのが、バンク・オブ・アメリカの出しているブルベア指標が極端にベアに傾きすぎていることです。一方方向に行き過ぎた振り子のように、振り子は逆に戻ってくるのでは?との思惑から投資家の買い意欲が増した格好となりました。

しかしながら、FRBによる利上げの終了時期や政策金利の到達点が依然不透明なことなどを理由
に、株価は目先、下落基調が継続するという見方が多数派となっています。

前日のパウエルFRB議長に続き、、、、以下投資学ゼミにて

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