マーケット考察】2022.1.27

米国株式相場は続落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は朝方に500ドル超上昇する場面が見られたものの、パウエル議長の会見後に400ドル超下落する場面が見られ、乱高下し、終値比129.64ドル安の3万4168.09ドルで終了。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は129ポイント下げた後、2.82ポイント高の1万3542.12で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比770株増の12億5939万株。

パウエルFRB議長は、連邦公開市場委員会( #FOMC )後の声明で、「インフレは我々の長期目標をはるかに上回っている。インフレの高止まりと堅調な雇用市場を踏まえ、適切に政策対応する。経済は引き続き力強さを示している。労働市場は著しく進展した。経済はもはや持続的な高水準の政策支援を必要としない。高インフレが今より広範に広がっている。バランスシート縮小は前回より早期で急速となる可能性があり、かなりの量を縮小する必要があり、時期とペースについては決定していない。毎回の #FOMC 会合で、利上げする可能性を排除しない。金利を引き上げる余地はかなりある。利上げについては3月の #FOMC で決定する。利上げの幅についてはまだ決定していない。」と発言。

纏めますと、FRBは3月の次回会合で事実上のゼロ金利政策を解除する意向を示しました。但し、総資産縮小については「開始時期や詳細は決めていない」と説明。大幅利上げに関しても「金利変更の幅についてはまだ決定していない」と #FFレート を0.25%ではなく0.5%に上昇させる可能性を完全には否定しませんでした。

市場では、声明は想定したほど #タカ派 的な内容ではなかったですが、、、、、、、、、、

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