【マーケット考察】2022.6.23
米国株式相場は小反落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比47.12ドル安の3万0483.13ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は16.22ポイント安の1万1053.08で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3723万株減の12億6272万株。
パウエルFRB議長は、昨日から2日間の日程で議会証言をする予定になっています。FRBは今月、約27年半ぶりとなる #フェデラルファンド金利 0.75%の大幅利上げを決めたばかりで、市場では今後の利上げ幅などの手掛かりを探ろうと、議長の発言に注目が集まっていました。
そのような中で、パウエルFRB議長は「インフレ2%への回帰に強力にコミット。米経済は非常に力強く、引き締め策への対処可能。但し、景気後退入りの回避はここ数カ月でますます難しくなっている」などと、今月の #FOMC 後の会見と同様の内容を述べました。
これまでの発言を上回るような #タカ派 発言が発せられなかったことから市場では安心感が広がり、株価は一時プラス圏で推移する場面がありましたが、終盤には買いが失速し、主要株価指数はいずれも下落して取引を終えました。
昨日は数名の連銀議長からのコメントも配信されました。以下がその詳細です。政策的にはタカ派スタンスが共通点です。
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