隠蔽されている日本の農薬問題について
世界一美味しいイチゴ
日本は食物が衛生的で安全だと認識されている方がとても多いと思います。
私は一番好きな果物がイチゴなので今日は先ずイチゴのお話をしましょう。海外では意外にもイチゴ好きな人はとても少ないです。何故なら海外のイチゴは本当に美味しくないからです。英国やヨーロッパではスペイン産のイチゴが売られてますが固くて甘さは殆ど無いです。私が居住するタイ産のイチゴは小粒ですがこれまた全然甘くなく美味しいとは冗談でも言えません。
・女優 柴咲コウさんも危惧する種苗法改正
一方、日本のイチゴは確実に世界一の美味しさを誇っていると言えます。そのイチゴの比較優位性を利用して、ある日本人はニューヨークで日本と同品質のイチゴを栽培し、販売して大成功を収めていると聞きました。
さて、そのイチゴですが、栽培するのはとても手間暇かかるそうです。害虫による被害が大きいのでかなり農薬を使用してイチゴを守っているとのことです。その努力の甲斐あって私たちは世界一美味しくて形の美しいイチゴを食することが出来るのです。
農薬使用大国ニッポン
ここで農薬について触れましょう。皆さんは世界で一番野菜や果物に農薬を使用している国は何処だと思いますか?恐らく、多くの方が中国と仰るのではないでしょうか? 正解です。。それでは2位と3位は?多分分からないでしょう。正解は韓国と日本です。
日本は何と農薬使用大国ランキング世界第3位なのです。しかも、ブドウを例にすると日本人は安全基準値がヨーロッパの500倍という濃度でネオニコチノイド農薬を身体の中に入れているのです。
・ネオニコチノイド農薬について
日本政府の農薬基準緩和の一部を時系列で羅列しますと以下の通りです。
2013/10、日本政府はほうれん草、白菜、カブなど40種の食品のネオニコチノイド系農薬クロチアニジンの残留農薬基準値を最大2000倍に引き上げました。尋常ではないレベルです。
2015/5、日本政府はドイツ、イタリア、フランス、スロベニアで禁止されているネオニコチノイド系農薬クロチアニジンとアセミタプリドの食品残留基準を大幅緩和しました。禁止ではなく、逆により使用しやすいように基準の緩和をしたのです。
2016/7、日本政府はネオニコチノイド農薬を日本人の主食である稲にまでドローンによる空中散布を解禁しました。
2017/6、日本政府はWHOが発がん性があると評価しているグリホサート農薬の残留基準値をトウモロコシ5倍、小麦6倍、甜菜75倍、そば150倍、ひまわりの種400倍という、米国もビックリ仰天するほどのレベルまで引き上げました。
・グリホサート農薬について
2017/7 フランス、ドイツ、オーストリア、スウェーデン、ブラジル、アラブ6カ国、ルクセンブルク、ギリシャ、ベルギー、スリランカ、ポルトガル、カナダ、デンマーク、オーストラリア、アメリカなどで禁止しているグリホサート農薬の残留基準値を日本政府は最大400倍も緩和しました。
これらはほんの僅かで他にもたくさんあります。私たち一般国民が知らない内に、日本の一般家庭の食卓に乗る食物は日本政府の異常なまでの規制緩和の影響で農薬まみれになってしまったのです。
添付の写真は日本で購入した(自称有機) イチゴです。私は珊瑚が原材料の農薬除去粉末をイチゴを食べる前に必ず利用して農薬を除去しますが、写真から油のような物質が水面に浮いているのが分かりますでしょうか?写真を拡大して見て頂くとハッキリと見えます。これがここまででご紹介しました「農薬」なのです。害虫による被害が大きいのでかなり農薬を使用してイチゴは守られてますが、それを食する国民の健康は蔑ろにされ、国民は守られてないのです。因みに、タイで同じように農薬を除去しようと試みましたところ、何と全く油は浮いてこなかったのです。味は甘くないですが、身体に優しいのがタイのイチゴだという検証が出来ました。
国ですらも信用できない時代に
新型コロナウイルス感染が今でも日々広がっていますが、私たちはこれまでの日本政府の対応にかなり呆れてしまっているのではないでしょうか?日本政府が国民の生命の保全よりも中国や東京オリンピック開催の方を優先していたのを私たちは知ってしまったからです。
今日お話しました農薬問題も、とどのつまり米国への忖度なのです。米国から食物を輸入するためには多くの農薬基準を緩和しなければならないからです。最近私が良く使っている言葉ですが、日本は「忖度国家」なのです。
私たちは自然災害からも、疫病からも、年金問題からも、そして農薬問題からも日本政府に頼らず、自ら身を守らなければならないのです。実は一般国民が知らされていない数々の問題が他にもありますから、追い追いそれらに関してもご説明します。
最後に、自らの身を守り健康寿命を伸ばすことも私が普段からお伝えしています広義の投資なのです。投資と言うと資産を増やす事ばかりに目が行ってしまいますが、私たちが自らの生命維持の為の努力もまた投資なのです。
立沢賢一
〜投資家サロンについて〜
投資の世界では勝てない投資はしてはいけません。 勝つ為に徹底的に戦略を立てなければいけません。私は住友銀行/メリルリンチ/バンク・オブ・アメリカ/HSBCと長きに渡って金融スペシャリストとして活動してきたノウハウを存分に活かして投資はしていますが、その時のコネクションなどは一切利用していません。
つまり “全ての方が真似できる可能性がある” と言う事です。
知識やノウハウ、投資スキームまで私が長年かけて編み出した無形資産を後継者を継承したいという思いから惜しみもなくご教示致します。
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