【マーケット考察】2024.12.7
米国株式相場はまちまち。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比123.19ドル安の4万4642.52ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は159.05ポイント高の1万9859.77で引け、史上最高値を更新しました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比7105万株減の9億1516万株。
マクロ経済指標に関して、【労働市場】11月 #米雇用統計 で失業率は4.2%と、予想外に10月4.1%から上昇し、8月来の高水準となりました。失業率は4.2%と、前月から0.1ポイント悪化しており、労働市場の沈静化の兆候も確認できました。 #非農業部門雇用者数 は前月比+22.7万人と、10月+3.6万人から伸びが拡大。10月分は+1.2万人から上方修正され、過去2カ月間で5.6万人上方修正されました。
月間の就業者数がこれほどの伸びを示したということは、米経済や雇用情勢が冷え込んでいるものの、まだ冷え切ってないと解釈できます。特にハリケーンやボーイングの労組ストに伴う一時的な影響を受けた前月(3万6000人増)からの反動がみられました。
平均時給 は前年比 +4.0%と、伸び鈍化予想( +3.9%) に反して10月と同水準を維持。この数字は、連邦準備制度理事会(FRB)の計画を大きく変えるものではないと思われます。賃金が再び上昇しましたが、失業率が依然として低水準である上、新規雇用もみられることから、ポジティブな意味での賃金上昇との印象が強いです。敢えて申し上げれば、各社の年末商戦に伴う一時的な雇用の増加が、就業者数増加の勢いを保てる水準になるかどうかを注視すべきだと言えます。
雇用統計の数字を受け、12月 #連邦公開市場委員会 ( #FOMC )での追加利下げ確率が82%に上昇しました。
【個人消費】米12月 #ミシガン大学消費者信頼感指数 速報値は74.0。11月71.8から予想(73.2) 以上に上昇し、4月来で最高。連邦公開市場委員会(FOMC)がインフレ期待動向を判断するうえで注視している同指数の1年期待インフレ率速報値は2.9%と、11月2.6%から予想(2.7%) 以上に上昇し、7月来で最高。5-10年期待インフレ率速報値は3.1%と、11月3.2%から予想通り低下しました。個人消費は堅調を維持し、インフレ率予想はやや上昇しました。
米連邦準備制度理事会(FRB)が17-18日開催する連邦公開市場委員会(FOMC)に関して、今回発表された雇用統計は追加利下げ決定にゴーサインを出した形となりました。米労働市場はレジリエント(耐性)は保っているものの、過熱感は後退しており、もはやインフレ上昇のけん引役ではないことが示唆されたからです。
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2022年は晴天の霹靂でロシア・ウクライナ紛争。
2023年は、中東和平に急進展している最中に、ハマス・イスラエル紛争。
2024年4月1日にイスラエルがシリアのイラン大使館攻撃。
現代は大激動時代なのです。
それでも日本の報道では、偏向報道と感じられる情報が散見されています。残念ながら多くの日本国民はそれを鵜呑みしてしまっているのが現実です。
これからの時代は如何に的確な情報を、より正確に分析し、時代の先読みする能力が問われます。
残念ながら、各人一人一人がその意識を持ち、老若男女一切関係なく今から行動する者のみが激動の時代を生き延びれると言っても過言ではありません。
大袈裟に聴こえるかも知れませんが、大袈裟ではありません。
私は一つ一つの分野を縦割りに探求する能力は学者さんには敵いません。しかしながら私は、国際政治・経済・地政学・宗教・歴史などを横串に刺して国際金融のプロとしての経験に基づいて分析することが出来ます。その分析は、学者さんとは一線を画していると思っております。
実際に、大勢の学者さん達が絶対にロシアの侵攻は無いと豪語されているタイミングの昨年1月末に、私は、コミュニティーのメンバーの方々に向けてロシアがウクライナを侵攻することを予測した動画を限定配信してますし、週刊エコノミストオンラインでもその旨の記事を投稿しました。
そして、今年の10月7日にアメリカとイランとの代理戦争に発展する可能性があるイスラエル・ハマス紛争が勃発する1か月前に、これからの中東の鍵を握る要注意国家はイランである内容の動画を限定配信しました。
先読み術無しではこのような動画を事前配信できることは出来ませんでした。
大激動時代の渦中でも、生き残れる時代の先読み術を皆さんに身に付けて欲しいと思い、今回こちらのコミュニティーを開始することに致しました。
大激動時代を生き抜くための保険として是非ご参加ください。
▼内容
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