感染第二波のネガティブ要因-マーケット考察-2020.5.12

米国株式市場は強弱が入り混じった模様。

テクノロジー株は市場を支える役割を担ってましたが、相場は経済活動再開の検証が市場の焦点となっている中で、早くも感染第二波というネガティブ要因が発生してきているのも事実です。市場は意外なほどドイツや韓国の感染第二波を気にしていました。経済活動をいつまでも停止していては経済が死亡してしまうリスクがありますから、どこかのタイミングでソーシャルディスタンスを緩和し経済活動再開は必至なのは確実ですが今はもしかしますとまだ時期尚早かもしれないとの見方も市場にはあるのだと思われます。

以前にも申し上げましたが、米国株式市場の相場変動要因に関して、今後の相場の方向性は5月末から6月初旬までは経済活動再開による景気浮上期待感とコロナのネガティブなヘッドラインニュースとの引っ張り合いが続くと思っても良いのです。

昨日は正にこの典型的な相場動向でした。寄り付きでは感染第二波を懸念して下げ、後半は経済活動回復への期待感でマイナス幅が縮小した格好でしたので。

向こう数週間は相場はかなり荒れてしまう可能性はあります。何故なら、経済回復がどのようになりつつあるのかの検証が出来てくるからです。古くてご存知ない方の方が多いかと思いますが、365歩のマーチの歌のように、相場も「 3歩進んで2歩下がる 」ような動きをするかも知れません

立沢 賢一
〜投資家サロンについて〜
投資の世界では勝てない投資はしてはいけません。 勝つ為に徹底的に戦略を立てなければいけません。

私は住友銀行/メリルリンチ/バンク・オブ・アメリカ/HSBCと長きに渡って金融スペシャリストとして活動してきたノウハウを存分に活かして投資はしていますが、その時のコネクションなどは一切利用していません。
つまり “全ての方が真似できる可能性がある” と言う事です。
知識やノウハウ、投資スキームまで私が長年かけて編み出した無形資産を後継者を継承したいという思いから惜しみもなくご教示致します。

■投資家サロン(唯一無二の情報で投資に変化を)
https://www.kenichi-tatsuzawa.com/neic

いいなと思ったら応援しよう!