【マーケット考察】2022.10.28
米国株式相場はまちまち。優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時500ドル超上昇する場面もあり、前日終値比194.17ドル高の3万2033.28ドルで終了。上げ幅は一時500ドルを超え、約1カ月半ぶりに終値で3万2000ドル台を回復し、5営業日続伸しました。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は178.32ポイント(1.6%) 安の1万0792.67で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1078万株増の10億8046万株。
経済指標に関して、2022年7~9月期の実質 #GDP ( #国内総生産 )速報値は、季節調整済み年率換算で前期比2.6%増と、3期ぶりにプラスに転換し、市場予想(2.4%増)を上回りました。
GDPの約7割を占める個人消費は1.4%増と、前期(2.0%増)から鈍化したものの、連邦準備制度理事会(FRB)による急速な利上げに伴う住宅ローン金利の大幅上昇が響き、住宅投資は26.4%減(17.8%減)に一段と落ち込みました。
実質GDP速報値を受けて、「米経済が #リセッション ( #景気後退 )入りしていないことを確認できた」との指摘が聞かれる一方で、「輸出増によるもので、見た目ほど強い内容ではなく、連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な金融引き締め姿勢を変えるには不十分」との見方もあり、FRBは約40年ぶりの高インフレを封じ込めるため、大幅利上げを継続する見通しです。
従いまして、11月1、2両日の #連邦公開市場委員会 ( #FOMC )では、引き上げ幅が通常の3倍となる0.75%の利上げを4会合連続で決めることが確実視されています。市場は #米雇用統計 及びFOMCを前に、だいぶセンチメントを変えてきた印象で、12月の利上げ予想についても、0.5%が優勢となりつつあります。
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