米国株3日ぶり反落~マーケット考察~2020.5.7

米国株式市場は3日ぶりの反落。

今週前半の株価上昇に対する利食いが優勢なのと、金曜日発表予定の失業率が16%と悲惨な雇用関係の指標予想を前にしたポジション調整が多く見られました。

金曜日の前哨戦として4月ADP雇用統計で民間部門の雇用者数が2020万人減と過去最大を記録したのも昨日の相場下落要因となりました。

市場では、「たとえロックダウンが解除され、レストランのドアが開いたとしても、本当に多くのお客が来てくれるのか?確かに雇用は回復するだろうがコロナ以前のレベルには到底近付けないのでは?」というような不安要因で投資家心理はまだ不安定な状態になっています。

目を欧州に向けますと、昨日 今年の欧州圏のGDPがマイナス7.7%と過去最大レベルまで縮小するとの報道されました。不況期になると欧州諸国間の確執が表面化するというパターンに変化はありません。欧州は完全に煮詰まっており、その結果は安値を更新し続けるユーロ円に如実に表れています

立沢賢一

〜投資家サロンについて〜
投資の世界では勝てない投資はしてはいけません。 勝つ為に徹底的に戦略を立てなければいけません。私は住友銀行/メリルリンチ/バンク・オブ・アメリカ/HSBCと長きに渡って金融スペシャリストとして活動してきたノウハウを存分に活かして投資はしていますが、その時のコネクションなどは一切利用していません。
つまり “全ての方が真似できる可能性がある” と言う事です。
知識やノウハウ、投資スキームまで私が長年かけて編み出した無形資産を後継者を継承したいという思いから惜しみもなくご教示致します。
■投資家サロン(唯一無二の情報で投資に変化を)
https://www.kenichi-tatsuzawa.com/neic

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?