【マーケット考察】2024.8.21
米国株式相場は反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比61.56ドル安の4万0834.97ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は59.83ポイント安の1万7816.94。ニューヨーク証券取引所の出来高は3963万株減の7億4492万株。
マクロ経済指標に関して、米8月 #フィラデルフィア連銀非製造業活動 は-25.1と、7月-19.1から一段と低下し2カ月連続のマイナスとなり、2020年12月来で最低。
米経済に対する楽観的な見方や9月の利下げ観測を背景に、ダウは前日まで5連騰し、8月初旬の急落前の水準を回復しました。21日には7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表され、23日には経済シンポジウム「 #ジャクソンホール会合 」で連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演を行う予定で、市場関係者は今後の利下げ方針に関する手掛かりを得ようとしており、積極的な商いは手控えられました。
市場からは「パウエル議長は講演で9月の利下げ幅については踏み込まないかもしれないが、雇用情勢などに関する見解などについて注目している」との声が聞かれました。
債券市場では、10年物米国債利回りは再び年初の水準に鉢合わせしつつあります。9月利下げは予想は概ね0.25%に収斂しているが、市場はその先を見ている感じです。因みに米2年債利回りは既に年初水準をしっかり下回っています。
ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事は、「労働市場は引き続き緩和し、より均衡がとれつつある。失業率は上昇しているが、依然として歴史的低水準。賃金上昇率は目標を上回るペースを維持。政策スタンスの変更には引き続き慎重な姿勢。インフレが目標に向かって持続的に低下していることが示された場合、過度に抑制的にならないよう徐々に金利を引き下げることが適切となる。インフレには引き続き上振れリスクがあるとみている。インフレ抑制に向けた継続的な進展を損なわないように、忍耐強く対応する必要がある」と、やや中立的な発言をしていました。
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2022年は晴天の霹靂でロシア・ウクライナ紛争。
2023年は、中東和平に急進展している最中に、ハマス・イスラエル紛争。
2024年4月1日にイスラエルがシリアのイラン大使館攻撃。
現代は大激動時代なのです。
それでも日本の報道では、偏向報道と感じられる情報が散見されています。残念ながら多くの日本国民はそれを鵜呑みしてしまっているのが現実です。
これからの時代は如何に的確な情報を、より正確に分析し、時代の先読みする能力が問われます。
残念ながら、各人一人一人がその意識を持ち、老若男女一切関係なく今から行動する者のみが激動の時代を生き延びれると言っても過言ではありません。
大袈裟に聴こえるかも知れませんが、大袈裟ではありません。
私は一つ一つの分野を縦割りに探求する能力は学者さんには敵いません。しかしながら私は、国際政治・経済・地政学・宗教・歴史などを横串に刺して国際金融のプロとしての経験に基づいて分析することが出来ます。その分析は、学者さんとは一線を画していると思っております。
実際に、大勢の学者さん達が絶対にロシアの侵攻は無いと豪語されているタイミングの昨年1月末に、私は、コミュニティーのメンバーの方々に向けてロシアがウクライナを侵攻することを予測した動画を限定配信してますし、週刊エコノミストオンラインでもその旨の記事を投稿しました。
そして、今年の10月7日にアメリカとイランとの代理戦争に発展する可能性があるイスラエル・ハマス紛争が勃発する1か月前に、これからの中東の鍵を握る要注意国家はイランである内容の動画を限定配信しました。
先読み術無しではこのような動画を事前配信できることは出来ませんでした。
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