【マーケット考察】2022.5.20

米国株式相場は続落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比236.94ドル安の3万1253.13ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は29.65ポイント安の1万1388.50で引けました。遂に、S&P500も直近の最高値から20%マイナス寸前まできており、ベアマーケット目前となってきました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3038万株減の11億6456万株。

景気後退への懸念から、前日のダウ平均は2020年6月以降で最大の下げ幅 ( 1100ドル超 ) となっていました。ロシア・ウクライナ情勢がインフレ圧力に更に拍車をかける中、(1) FRBは積極利上げと共に、(2) #量的引き締め政策 ( #QT ) 開始によりFRBのバランスシート縮小 ( 8.5兆ドル余りの保有資産の売却) も6月から開始する予定だったり、(3) 中国では19の工場が閉鎖されるなど、中国経済の急減速も懸念されているのがその背景でした。
 そして、(4) 発表された低調な米小売り大手の1-3月期四半期決算を受け、高インフレによるコスト上昇や個人消費の減速により、企業収益の悪化や景気後退懸念が強まりました。
昨日は、米百貨店大手コールズが2~4月期決算を発表。売上高が減少し、1株当たりの利益は市場予想を下回り、小売売上高の翳りが強まりつつある印象を受け増した。これが相場センチメントを悪化させる原因となっていると言って良いでしょう。
以前の【マーケット考察】で指摘しましたが、市場もFRBも経済指標の積み重ねからマクロ経済のリアリティーチェックをしているところ、最近のマクロ経済指標の悪化が追い討ちをかけています。
昨日の株式市場では、経済指標の悪化から、引き続き、景気後退リスクが意識され、売りが先行して取引が始まったものの、大きく下落していたハイテク株が買われ、ダウ平均が一時プラス圏に浮上する場面もありました。しかし、終盤にかけ、再び売り圧力が強まるという乱高下の激しい相場展開でした。
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