【マーケット考察】2022.9.7
米国株式相場は続落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比173.14ドル安の3万1145.30ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は85.95ポイント安の1万1544.91で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比1億2375万株増の9億6972万株。
9月20-21日の #連邦公開市場委員会 ( #FOMC )を控え、来週公表される #米消費者物価指数 ( #CPI )を見極めたいとのムードも広がり、下値は限定的でしたが、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めへの警戒感を背景に、長期金利上昇がハイテク株の売り要因となり、ナスダックは7営業日続落しました。
経済指標に関して、米サプライ管理協会(ISM)が発表した8月 #ISM非製造業景況指数 ( #PMI )は56.9と、前月から0.2ポイント上昇し、市場予想の55.1を上回りました。
これを受け、10年物米国債利回りが、3.349%まで上昇し、6月来で最高となりました。2年債利回りは3.5133%まで上昇。ドル・円は142円90銭まで上昇し1998年9月以降24年ぶりドル高・円安水準を更新しました。ユーロ・ドルは0.9864ドルまで下落し、2002年12月来の安値を更新。
ダウ平均は一時200ドル超の下げに転じる場面も見られましたが、動きが一巡すると押し目買いも入り、プラス圏に戻す展開を見せたものの維持できませんでした。それは、最近の典型的相場展開で、パウエルFRB議長の #ジャクソンホール会議 以降の弱い地合いが継続していることが原因と言えます。
9月に入って夏休みシーズンも終了し、今週は市場参加者が完全に戻ってきました。しかしながら、高インフレ抑制の為に、FRBが積極利上げを正当化するという #タカ派 論者が散見され、経済成長の減速を背景に、米経済の見通しについてさらに悲観的な見方も出ています。
つまり、、、、、以下、投資学ゼミにて
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