【マーケット考察】2021.12.17

米国株式相場は反落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比29.79ドル安の3万5897.64ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は385.15ポイント安の1万5180.43で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比167万株減の12億1317万株。

米連邦準備制度理事会(以下 FRB)は前日、テーパリング ( 量的緩和縮小) ペースを加速し、終了時期を2022年3月に前倒しする方針を決定。金融緩和政策には(1) 金利引き下げと (2) 量的緩和策という手法があります。金利引き下げだけでは世の中に流通するお金が足りないとFRBが判断した場合、FRBが市中から米国債などの金融資産を定期的に購入することで、更により多くのお金を市中に流通させるのです。これまで、FRBは毎月1200億ドル相当の金融資産を購入してきました。

ところが、米国では消費者物価指数が前年比6.8%も上昇するなどインフレ懸念が急速に台頭してきたことから、FRBは金利を引き上げる前に、まずは毎月定期的に購入していた資産の購入金額を引き下げることを決定したのです。これを金融用語ではテーパリング(資産購入ペース縮小)と言います。

また、FRBは金利見通しとして、2022年中にゼロ金利政策を解除し、3回利上げする意向を示しました。

これにより、当面の金融政策をめぐる不透明感、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に関連した高インフレへの警戒感が和らぎ、株式市場では買い安心感が広がり、ダウ平均は朝方から堅調に推移。一方で、冷静に考えれば、金利上昇はかなり株価が高いレベルまで上がっているグロース株にはマイナス要因で、大型ハイテク株が売られ、景気敏感株にシフトする動きが見られました。

ハイテク株の売りが徐々に膨らむ中、ダウ構成銘柄のアップルなどが重しとなり、取引終盤にマイナス圏に沈んで終了。ナスダック総合指数の下落率は約2.5%まで達しました。( 前日ははしゃぎ過ぎた感がある反動かと。。)

FOMCから1日経過し、改めて振り返りますと、、、、、、、、

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