【マーケット考察】2021.12.31

米国株式相場は、7営業日ぶりに反落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は米雇用関連指標の改善を受け、7営業日続伸して始まり、一時取引時間中の史上最高値を更新しましたが、前日終値比90.55ドル安の3万6398.08ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は24.66ポイント安の1万5741.56で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3233万株増の6億7381万株。

米労働省が朝方発表した週間の過剰流動性( 市場での金余り ) は19万8000件となり、3週ぶりに減少し、予想( 20.6万件 )を下回る12月上旬来の20万件割れとなりました。失業保険継続受給者数は171.6万人と、前回185.6万人から増加予想(186.8万人) に反し減少しパンデミックにより経済が封鎖された2020年3月来で最小。市場では、新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の感染拡大が、雇用改善を妨げるとの懸念が和らぎ、引き続き好調な労働市場の改善を示していたことがフォローとなりました。

米大統領首席医療顧問のファウチ国立アレルギー感染症研究所長が前日、オミクロン株は、デルタ株よりも重症化リスクが低いとの見方を示したことも昨日は引き続き相場の支えとなりました。但し、緩やかですが、行動制限も再度実施される中で、経済へのマイナス影響が実際にどの程度になるのかは、来年早々の課題となりそうです。

昨日のマーケット考察で指摘しましたが、来年の米国株式市場には強気な見方が弱気な見方が交錯しています。新型コロナ対策として政府の景気刺激財政出動政策やFRBの金融緩和政策がもたらした過剰流動性( 市場での金余り ) により、今年の株式相場は過去経験則からは想定できない異例とも表現できる堅調な相場推移でした。年内に何度か調整局面っぽい場面がありましたが、いずれも深刻なレベルでの調整ではなく、5%程度の下落が常であったイメージでした。

来年は(1) 新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の感染拡大米国経済に与えるインパクトの不明瞭感、(2) 高インフレ抑制に重点を置くFRBの金利引き締め政策へのシフト、(3)米国中間選挙、、、、、、、、、

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