Ken Sonehara

中国広州生まれ、9歳で日本へ。以降26年間日本で生活。仕事ではデジタルマーケティング、CRMなどの領域を経験。36歳でアパレル会社に転職をきっかけに再び中国へ。RED、Tiktok、Wechatなどの中国SNSを実践で理解深める。中国14年と日本26年の経験をもとに記事掲載。

Ken Sonehara

中国広州生まれ、9歳で日本へ。以降26年間日本で生活。仕事ではデジタルマーケティング、CRMなどの領域を経験。36歳でアパレル会社に転職をきっかけに再び中国へ。RED、Tiktok、Wechatなどの中国SNSを実践で理解深める。中国14年と日本26年の経験をもとに記事掲載。

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  • 中国で食べるガチ・ラーメンシリーズ

    中国現地で食べるガチラーメンの内容をまとめています。旅行やビジネスで中国に行った際ぜひ参考にしてみてください。

最近の記事

初めて中国で高速鉄道に乗る方法

本土の中国人が中国で高速鉄道乗る際、身分証をゲートにかざせば搭乗できますが、外国人は身分証がないため、別の方法でないと高速鉄道に乗れないのです。 今回は外国人が中国で高速鉄道に乗る方法をご紹介します。 中国の高速鉄道の概要中国高速鉄道が出来たきっかけは実は鄧小平が日本に来日した際、新幹線の快適さに感動し、中国にも必要だと痛感して高速鉄道の設営を始めたと言われています。 そんな中国の高速鉄道について、改めて簡単に概要を紹介しておきたいと思います。 移動できる都市 現時点

    • 中国行ったらぜひ食べたい現地のガチ中華ラーメンVol.5(東方地方編)

      中国のガチ中華ラーメンを紹介する5回目は江蘇省と上海市のラーメンを紹介したいと思います。 江蘇省は南京を首都とする水源豊か都で、東洋のベニスとも言われ、東洋美を体現する中華庭園も沢山見れます。 上海は中国でも金融が最も発達している国際豊かな都市で、海外・国内から様々な人が魅了され、上海にやって来ます。 私も仕事しながら上海に居ましたが、上海は本当に居心地が良い都市で、「魔都」と呼ばれる理由もなんなとく理解できます。 そんな地域で庶民に親しまれてきたラーメンを本日は紹介します。

      • 中国行ったらぜひ食べたい現地のガチ中華ラーメンVol.3(東南地方編)

        中国の地域や食材に触れながら中華ガチラーメンを紹介する3回目は河南省、河北省、江西省のラーメンを紹介します。 河南省の河南烩面中国の東北地域に近づいてくと小麦粉、羊肉を使って料理が増えてきますが今回紹介する河南省のラーメン、河南烩麺はまさにこの両者を合わせた絶品ラーメンです。 河南省は北と南が混ざり合う中国の中間地域で、いにしえの王都洛陽があり、少林寺拳法で有名な少林寺も未だに健在です。 ちなみに、河南烩麺の「烩」という漢字は火が出会うと書きますが、色んな食材が混ざり合う料

        • 中国行ったらぜひ食べたい現地のガチ中華ラーメンVol.2(西南地方編)

          中国で中華を食べるのもいいけど、ぜひ試して欲しいのは現地のラーメン、いわゆるガチラーメンです。 2回目は中国の西南部である四川省、重慶市、雲南省のエリアを中心に中国のご当地ラーメンを紹介します。 四川省の担担面はじめに四川省の代表ラーメンである「担担面」についてご紹介。 日本でも担々麺を食べたことがあると思いますが、元々は四川省が発祥で、名前の由来はラーメンの食材や道具を「担ぎ」ながら路面で販売していたからでした。 中国語でこの販売方法または行為を「担子」(担ぐ者)と呼び

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        • 中国で食べるガチ・ラーメンシリーズ
          4本

        記事

          中国行ったらぜひ食べたい現地のガチ中華ラーメンVol.1(南方地方編)

          中国で中華を食べるのもいいけど、ぜひ試して欲しいのは現地のラーメン、いわゆるガチラーメンです。 中国は土地が広いため、ラーメンもその地域に沿って様々な形に発展をしています。 豪華な中華料理だけでなく、現地のラーメンを食べておきたい方に中華ラーメンの種類を紹介します。 広東省の云吞面(ワンタン麺)まず紹介したいのが広東省のワンタン麺です。 広東省のワンタン麺は、私が幼い頃から食べて育った味で、何杯食べても飽きが来ない不思議なラーメンです。 スープ、麺、具材という構成で紹介し

          中国行ったらぜひ食べたい現地のガチ中華ラーメンVol.1(南方地方編)

          中国旅行でリアルに役立つアプリを紹介

          今まで私の中国生活の経験を踏まえて、初めて中国に行った時の不安を減らせる役立つアプリについてご紹介します。 まず一番大事なのは連絡を取れる手段空港に到着した後、現地の友人やガイドと連絡を取る場合、日本から持ってきたsimカードで国際電話をかけることも可能だと思いますが、WechatがあるとWifi環境さえあれば相手と連絡が取れます。 Wechat 日本で言うならLINEのようなコミュケーションツールで、Wifi環境さえあれば相手とコンタクトが取れます。 2023年の段

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          初心者のために、知っておきたいREDに関する3つのこと

          日本ではあんまり知られていませんが、中国にはインスタに代わるREDというアプリが実は結構使われています。 REDについて初めて知る方や名前だけ聞いたことがある方に今回はREDをご紹介します。 どこの会社が開発、運営しているの?創業について REDは2013年に上海で、毛文超(Mao Wenchao)と瞿芳(Miranda Qu)の2人によって創業されています。 REDの英語名は「Little Red Book」で、これは中国語名「小红书」を直訳した名称です。ブランドのテ

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          初心者のための中国版Tiktok(Douyin)の理解

          日本でも馴染みがあるTiktok、実は中国の会社が開発したアプリで、中国でもDouyin(抖音)という名で呼ばれ、老若男女問わず使われています。 本日は中国版Tiktok(Douyin)に関する基礎情報をご紹介します。 どこの会社が開発、運営しているの?運営会社は北京抖音信息服务有限公司(ByteDance,バイトダンス)という会社で、2012年3月に北京で創立されています。 意外と知られてないことですが、バイトダンスはいきなり中国版Tiktok(Douyin)をリリースし

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          日本にも進出した中国の物流会社ララムーブ(货拉拉)について

          2023年末に日本進出を開始したララムーブは中国でどんなサービスをやっているのかを紹介します。 コンセプト 創始者の周胜馥(シャイン・チョウ)は元々広東省出身で、3歳の時に両親とともに香港に移民し、青年時代から香港のエリート試験でも1位になったことがあるほど頭脳優秀で、大学生の時にはアメリカのUCLAの物理学を専攻していた。 卒業後にアメリカのコンサル会社ベインで7年間働き、同時にテキサスのポーカー大会にも参加。働きながらポーカープレイヤーとして活躍した後、投資業務にシフ

          日本にも進出した中国の物流会社ララムーブ(货拉拉)について

          伝統的な中国茶をリブランディングした「tea'stone」が話題

          今更中国でお茶が流行る?本日は中国茶ブームを牽引している中国茶ブランドtea'stoneをご紹介します。 コンセプト 若い世代に中国茶にもっと関心を持ってもらうために コーヒーが今とてつもない速度で中国で浸透している中、一方では若者のお茶離れが進んでいる。"馴染みはあるがなんか新鮮味がない”というのが今の中国茶に対する若い世代の印象である。 しかも彼らのニーズに合ったブランドが存在していない中、tea'stoneは若い世代に再度お茶の良さを提供し、新たな方向性を開拓してい

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          実店舗なしで販売スタートしたZ世代に人気の中国発フレグランスブランド「观夏」(to summer グアンシャー)

          今回は中国のZ世代に人気なフレグランスブランド「观夏」(to summer)の概要と選ばれている理由をご紹介します。 コンセプト 「观夏」(to summer グアンシャー)を直訳すると「夏を観る」という意味で、元々創業者3人が2017年に蘇州の庭園で散歩していた際に中国の八棱花窗(八面華窓)を通して夏の季節を眺めた際に思い付いたと言われている。また、夏という季節は植物や生き物が生き生きと過ごす季節であることも3人にとって重要だったようだ。 「观夏」は中国人の記憶に潜む東

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          女性に人気な新鋭中国下着ブランド「内外」(NEIWAI・ネイワイ)

          今回は中国で女性に人気な下着ブランド「内外」(NEIWAI・ネイワイ)の概要と魅力についてご紹介します。 コンセプト 「内外」(NEIWAI・ネイワイ)は女性中心に考えたアパレルのデザインブランドで、「自分の身体の形や状況をそのまま自然に受け入れることが自分らしくいられる、誰かのためにではなく自分のためにある自由な下着」というコンセプトからスタート。 ブランドを作ったきっかけは、創業者の劉さんが2011年8月に夫とニューヨーク旅行の際に出会った70歳のおばあちゃんから自分

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