新品ピカピカMacでPython周りの環境初期設定 (備忘録)

前置いておきますが、あくまでこれば自身がどのように解決したかのメモなので、参考になるかは分かりません。
買いたて新品のmacにpython環境を与えるまでの過程です。

1. Homebrew

まずはHomebrewを入れる。
入ったら以下のコマンドが効いて、バージョンの確認ができるはず。よって、この章ではこれが効くようになることを目指す。

brew -v


1-1. ターミナルからチャレンジ

まずは、以下のコマンドで最新のHomebrewを入れる努力をしてみた。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"


password打ったりとぽちぽちしていたら、まあまあ時間がかかるがある程度進行して、結局以下のエラーにぶち当たる。

(省略)

Failed during: /usr/bin/git fetch --force origin

Gitでリポジトリをフェッチする際のエラーのようである。

とりあえず`brew -v`をダメ元で実行するも、予想通りなんか怒られた (エラーコード行方不明)。途方に暮れたので、とりあえず別方法でHomebrewのインストールを試みることに。


1-2. Homebrew公式から最新版のバッケージをダウンロードしてインストール

しゃーなし。
ここから飛べるが、ページの一番下から.pkgファイルをダウンロード。

 2024.8.29時点では`Homebrew-4.3.18.pkg`が最新。


指示に従って、インストールする。
以下のコマンドで、インストールされていることを確認する。

ls /opt/homebrew/bin/brew

そして、パスを.zshrcファイルに書き込んでおく。

echo 'export PATH="/opt/homebrew/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc


`brew -v`チェックをすると、うまくいくはず。
自分は4.3.18をインストールしたので、`Homebrew 4.3.18`と出力された。



2. pyenvとpythonのインストール

あとは簡単。
`brew install`でpyenvを、`pyenv install`でpythonをインストールできる。

2-1. pyenv

以下のコマンドを実行すればOK。

brew install pyenv

インストールのチェックは、以下のコードでバージョンが表示されればOK。

pyenv -v


2-2. python

まずはインストールするバージョンを決める。
以下のコマンドで一覧が表示される。

pyenv install --list

大量に出力されるはず。
ただ、現時点での最新が3.12.5なので、この文字のシャワーを避けるために、以下の状態からtabキーを押せば3.10以降のものしか表示されない。

pyenv install 3.1


インストールするバージョンを決めたら、以下のコマンドでインストールを実行。

pyenv install (任意のバージョン)
# 例として私は以下のようにした。
# pyenv install 3.12.5

インストールのチェックは、以下 (インストール済みのpythonのバージョン一覧が表示される)。

pyenv versions


さらに、インストールしたpythonを使えるようにするため、以下のコマンドを実行する。これにより、環境全体でpythonが指定のバージョンで動くことになる。
※カレントディレクトリのみでそのバージョンを有効にしたいならば`pyenv local`とするが、今回の記事の趣旨的にこれをすることはないと思われる

pyenv global (任意のバージョン)

正しく設定されていれば、以下のコマンドで指定したバージョンが表示されるはず。

python --version


以上!

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