そこまでしなくていいよ、を譲ったら命取りかもしれない

物事の感度は人によっても違うので認識の違いは往々にして起きます。いつも通り、と思ってやっていることが思わぬ高評価をいただいたりもします。もちろんその逆もある。

相手から言われる「そこまでしなくていいよ」には

①そこまで手をかけなくていいよ
②やりすぎだよ

あたりでしょうかね。

①は相手の想定を超えていたとしても、悪いことではないと思うんですよね。そして、想定を超えていることが自分の評価に繋がっているかもしれない。

自分では理解していないけれど、自然にやっていることならなおさら。

それを
「相手がそこまで求めていないから」に合わせてしまうと、強みが消えてしまうかもしれない。

さらに、一度想定を上に超えた後では基準が上がっているかもしれない。そこから下げたら、普通通りにやったとしても最初の好印象からは勝手にマイナスを生んでしまうかもしれない。

なにより「まあ、いいか」が他に波及してしまうかもしれない。

最初からハードル上げるなってことでもなくて、

自分が「普通」だとおもっていることが、相手の「普通」を上回っているものには、そのままの感覚でいる方がいいこともあるんじゃないかな

ということです。

自分がここまではやらないと、って思うレベルできっちりとやることかな。それが相手の「普通」に達していなかったら改善が必要かもしれないけれど、そこはもう認めて進むしかない。

②の「やりすぎだよ」は違う方向に進んでいる、本来の目的を逸脱しているかもしれない。

でもその姿勢が、ときに自分を際立たせるかもしれない。

自分だけじゃわからないことも色々。


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小平健太郎
読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。