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実感を持って言う

書籍「敵とのコラボレーション(以下、略)」の中で
「相手のことはコントロールしない」と出てきて、エディー・ジョーンズHCがW杯2015の時に再三口にしていた言葉だなぁと思い出したわけです。

タイトルや概要に惹かれて本を買う。
読み進めると、どこかで読んだなぁということにもぶつかる。
フレーズが違うだけで意味していることは以前に読んだ本にも書いてある。
そういえばそんなこと書いてあったなぁ、というレベルではなくて
大事だなぁと思った言葉・フレーズもそこに含まれる。

なんだよ、同じことか。知ってることだったよ。

中にはそれが「損した」と思ってしまうこともあるけど、そういうことではないんですね。
「そうか、ここでもそれが言えるのか」と思えることがきっと大事。
言葉や概要読んだ時点で自分にその発想や展開力がなかったわけだし、適用範囲が広いことも知れたし。

自分の頭の中にあるものが、何かを経由して出てくる。直接的なルートじゃなくて色々な語句が連携して導かれる。
間にある因子をどれだけ持っているか、が大事になる。
最初のうちは分かりやすい答えは見つけやすいけど、段々難しくなる。
そして根っこは一緒だったりすることに気付いていく。

でも、端から「根っこは一緒だよ」とか、すかしていうのではなくて。
ちゃんと連想の中でそこに辿り着けるか。
そして、実感を伴って言えるかどうか。

先日も紹介したこの本、すっと理解できないところも多いけどじっくり読み解いて掘り下げていきたい内容です。
敵とコラボレーションするんですからね。もちろん簡単じゃなくて、だけど断片的に色々な場面で感じていることも含まれています。
そういうのも自分が色々と経験したことも影響しているのかなと思います。





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小平健太郎
読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。