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第104回【花園】体格調べ③-ベスト8までの戦績別&チーム別の体格まとめ

今大会のみの体格調べはこれがラストになります。
3回戦も終了し、ベスト8の戦いが1/3に行われます。
ここまでくるとカテゴリにわけても人数が少ないということもあり、1回戦~4回戦(ベスト8)まででの比較になります。

記録はこちらから

全般データ

戦績が上がることに体格が大きくなっていることが確認できます。特にFWDはその傾向が大きいですね。

先発FWD/BKS体重差

ここまでの対戦での先発FWD/BKSの体重差の分布です。
計算は【勝利チーム - 敗退チーム】になります。引き分けだった試合は3回戦進出チームを「勝利チーム」側に入れています。ご了承ください。
回戦が上がるにしたがって、体格差は小さくなっています。それでも組み合わせによっては60kg、1人あたりで7.5kg違う試合もあるわけですが。

ポジション別データ


今回の結果からはFL/No.8、WTB/FBのあたりで差が大きくなっていますね。特定のポジションだけでなく満遍なく大きな選手を揃えられるか、もうそういうレベルの話になっているということも言えるかもしれません。ただし、あくまで今回のデータであるので、その傾向がずっと続いているものかは過去のデータも検証してみなくてはいけませんね。

PR,HO,LO

FL,No.8

SH,SO,CTB

WTB,FB

リザーブメンバー

リザーブの背番号はある程度規則性はあるのですが、人数が揃っていない場合なども含めて必ずしも同一ポジションであるというのは確認しにくいところがあります。今回のデータはあくまで登録背番号での調べになります。

16-20

21-25

チーム別体格(3回戦終了時点)

3回戦までの各チームの体格データをまとめています。
最大で3試合実施しているチームもありますが、複数試合行っているチームは平均値で表記しています。
また、全チームの中で上位10%に入る項目には色をつけています。
こうしてみると、色々な発見がありますね。

北海道・東北

関東

北信越・東海

近畿

中国・四国

九州・沖縄

どのチームにおいても体づくりや様々な取り組みが行われています。
そういった中でも環境面の違いはありますし、選手数というところもやはり関わってきます。花園出場校にあっても、リザーブにFWDをおけない状況も残念ながら存在しています。

参加規程の面でも以前より変わってきています。
大会の在り方も、日程面以外にも変化が必要になってくるのではないでしょうか。


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小平健太郎
読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。