空元気、上等

「からげんき」は「空元気」と表記することを初めて知りました。他に何がある?と言われたら「カラ元気」しか思いつかないのだが。

トレーニングをやる時によく「空元気でもいいから」と言うことを伝えます。
雰囲気が乗っている時には出てこない言葉。

その場にいる以上はトレーニングをやる気がある、しかしキツさとかそういうことを想像した時になかなか前向きになりきれない

そんな状況は比較的ある。そもそもトレーニングがまだ得意とは思えないことも含めて。
そんな乗らない状況でもやり始めたらだんだんスイッチが入ることはある。頭で考えていたことを行動が覆す場面。

実際にやってみて、それでもやはりノラない。調子が悪い
そんなこともある。
でも、やってみてわかること。
先にその時の感情だけで判断するのは勿体無い。
そのモチベーションは直前にあった何かの影響だけかもしれない。

何でもかんでもやればいい
なんて話ではないことは大前提だけど。
移ろいやすいものだけで判断するものでもない。

調子が悪そうな日に動いてみたら体は調子よかったことは何度もあるし、
逆にやる気に満ちて準備したのに、いざ出ようとしたら急に体が重くなったこともこれまた何度もある。このタイプはやはり疲労だなと思える節がある。

そんなことを高校生と対話しながら過ごす時間でした。
この辺の過程が浸透してきたかなと思うと

「いいからやるぞ」

って話で伝わることもある。

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小平健太郎
読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。