AT全国2012-2018

6年で2000人増えたアスレティックトレーナーの活動地域(JSPO-AT)

日本スポーツ協会アスレティックトレーナー(JSPO-AT)は、
2018年現在3825名が資格を取得(保持?)しています。
協会の資料によると、2012年度は1861名だったようです。
この6年間で2000名ほどの増加。この3825名がどこで活動しているのか(どこに登録しているのか?)を白地図にプロットしてみました。色塗りしてもいいけど、数字幅が大きいので実数で。

【検証データ】
公認スポーツ指導者登録者数都道府県別一覧(2012-2018)

https://www.japan-sports.or.jp/coach/tabid248.html

【注】手作業の為、データ集計に誤りがある可能性もあります。発見した方はご連絡いただけましたら嬉しいです。当データ使用によって生じる損害等については責任を負いかねます。

全国分布

ブロック別にみると、どの地域も2倍前後の伸びということでそこの地域差は少ないかな(1.96~2.50倍)。登録者が1ケタの地域は見当たらなくなりました。最も少ないところで12人。
増減実数でいうと、平均41.79人。ただ、最少3人で最大398人。

北海道・東北地方(127人☞270人、2.13倍)

関東地方(937人☞1834人、1.96倍)

全体の比率で言うと少し下がっているけど、関東地方に全登録者数の50%近くが登録しています。

中部地方(248人☞520人、2.10倍)

近畿地方(333人☞700人、2.10倍)

中国・四国地方(101人☞212人、2.10倍)

九州地方(108人☞257人、2.38倍。沖縄合算2.51倍)

沖縄地方(7人☞32人、4.57倍。九州合算2.51倍)

同じ2倍前後でも、それぞれの地域で持つ意味は全然違います。
地域での人口も違うから絶対数では比較できませんが、全体的に増加している点は望ましいことだと思います。この増加には国体との関連もあるんだろうか。

きっと、どの資格もそうなんだけど色々なところに人はいる。
でも、それがうまく知られていなかったり届いていなかったり。

アスレティックトレーナー連絡会議という組織が各都道府県にあるようですが、以下のページでは残念ながらリンクがついているところが少ない。
もちろんHPが全てではないし、それぞれの自治体で検索すればちゃんと出てくるところも多いんでしょうけど。。

同じことは各都道府県のラグビー協会を調べていても感じます。
もっと機能するだけで興味関心が引かれることもあるのではないだろうか。

1年ずつ見たらとりとめのないものも蓄積されていくと貴重な財産。

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小平健太郎
読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。