高校生ラガーマンと“怪我”〜データでみる負傷部位・種類の傾向〜
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大学や専門学校で身体の仕組みに関わることや運動・トレーニングについて講義をしながら、運動部活動でトレーニングサポートをしています。
noteでは日々の雑然としたことや、スポーツ選手の体格に関わるデータをまとめています。
日本スポーツ振興センターより令和2年度版の「学校管理下の災害」がリリースされました
https://www.jpnsport.go.jp/anzen/kankobutuichiran/tabid/1961/Default.aspx
まずは直接かかわりの大きい高校ラグビーでの負傷傾向をまとめました。
令和2年度版ですが、令和1年の負傷傾向をまとめたものです。なお、昨年度の高体連へのラグビー登録人口は20,011名でした。
部位別負傷数
下表のとおり、多い部位として
肩,手・手指部,膝,足関節
が変わらず上位にきています。人数比で考えるとそれぞれ5%前後でしょうか
種類別負傷数
続いて種類別の一覧です。骨折や挫傷・打撲で約11%の生徒が受傷していることになります。
負傷、疾病発生割合
高体連に報告されている登録人数から負傷、疾病それぞれの割合を算出しました。残念ながら増加傾向にあります。体格差なども広がりもあることも一因に挙げられるのではないかと考えられます。
実際のチーム人数に落とし込んでみるとリアルな実感が出てくるかもしれません。
参考データ
学校管理下の災害に関してはこちらにもまとめています。準備運動や授業中の準備運動などについてもみています。順次最新データを追記していきます。
あとがき
このようにまとめていると、前回行ったものの誤字や計算ミスなどにも遭遇します。「種類別負傷」が「酒類別」となっていたり。もっとチェックしないといけませんね。データもエクセルでまとめていますが、演算式の大きなズレは気付くがそうではないもの、、も正直あるかもしれません。続けているとひな形があるので、すぐできますがこういうところへの注意は低くなってしまいます。反省
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