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noteピックアップ2021.3.1-3.7

第6弾、累計で30記事かな。今週も色々な気付きや言葉をありがとうございます。

「パスミス減らせ!」でパスミス減ったら苦労はしない。(森永浩壽/Koju Morinaga/大学院生/ハンドボールCA)

パスミスが起きていた原因は選手たちの技術的な問題、またメンタル的な問題ではなく(攻撃がうまく機能しないことから来るメンタル的なミスはあるが...)戦術的な見通しが立っていない場合が多い。
ミスが多いからといってミス自体を指摘するのはあまりにも安易でコーチングとは呼べないと思っている。

結果を指摘してないように、意識してその前段階を捉えるよう伝えますが、それでも出てしまうことがありますね。
そう、「ミスすんな」でできたら苦労しないし、本人も成功させるつもりでやっているわけですからね。技術やメンタル面、そして判断力という部分も関係してくるでしょうか。そこにどんな意図があったか、競技歴の浅い選手に対しては理解度という部分もありますね。トレーニングだとフォームになるかな。「膝を出すな」ではなく、「なぜ膝が出ているか」だけでなく「膝が出ているということに気付いているか」もあります。

習慣化は「はっ」という気づきから(久保大輔@吉本興業|早稲田大学)

無意識の行動に
「はっ」と気づいて改める、

という行動をくり返すことで
トレーニングになるそうです。

自分で自分の行動を客観的に「観察」して、
うまくいったかどうかを評価し、

達成感や反省によって
行動を強化すればするほどに、

集中力が高まっていきます。

集中力という点から、「セルフモニタリング」について書いていらっしゃる記事です。

ちょっと気の進まないことへの取組、積み重ねやその評価が集中力の強化にも繋がり色々な行動に反映される、ということです。

身を以て実感できますね。自分自身の中では新しく始めたことをやっていない時に「そういえばやっていないなぁ、なんか落ち着かないなぁと思ったら、、、」というところが習慣化の1つの目安でもあるかなと感じています。最近習慣化されているのは、、、体温計測と体重計測、かな。体重計っていると食べるものや運動へも自然と意識が向いてきますね。

マスクと言語発達(ランランnote)

相手の発する言葉の音、口の動き、そして相手の表情や視線を読み取るということが言語の発達には必要な条件になります。

今、下書き熟成中ですが、マスクの常態化に対して感じることも色々あった中でこちらの記事も引っかかりました。

顔の中で口の動きによってもたらされる、伝えられる情報は沢山あります。それを制限されることで違う部分の能力は上がるかもしれない、でも使わない部分の能力は伸ばせないだけでなく、マイナスの影響も出てくることも怖いです。特に今すぐということだけでなく、もっと長い視野の中で。

子どもだけでなく、大人も。この状況の中でどうやっていくか、だけでなくいかに環境をつくっていくか、そこを忘れるとどんどんその場凌ぎに陥ってしまいそうな課題であると感じています。

非日常の日常が帰ってきた(木下 倖一 / ラグビーアナリスト)

スポーツを生業としていると、それが非日常であることに対しての感覚が麻痺してくる。自分にとってスポーツは日常であっても、いざ失われてみると「祝祭性」を持った特別な空間であることを思い出させられる。同時に「Essential」なものでは到底なく、あくまでただの「余暇の過ごし方」であることを痛感する。そんな1年間だった。

私自身もスポーツ現場での活動はかなり制限が多かった1年でした。それはタイミング的に確定申告の数字を改めて眺めると(眺めるまでもなく、ですが)リアルに表れています。

特にこの2回目は学校生活や色々なものがある程度動いている中でも「部活」というものの位置づけをより明確に感じています。当人たちの想いもそうだし、周りから見た時の位置づけという点で。

グローバル化が叫ばれる昨今の世の中。人と人との繋がりをテクノロジーが埋めることはなく、勝手に小さいと感じていた世界は途端に大きな物理的な距離を持ち始めた。

この表現が特に刺さったところで、色々なものを駆使してこの期間を過ごしてきたけれど、同じ空間を共にすることの価値や重要さ、他では表現できないものがたくさんあります。今も活動地域では制限されている状態、「非日常の日常」そして日常の中の今とは違う「非日常」が戻ることを願っています。

ふと「自分宛」に企画書を書いてみたら、働き方が激変した(澤田智洋|世界ゆるスポーツ協会)

専門性を磨いて知識やスキルを身につけるのも、働くうえで大切なことではありますが、それ以上に重要なのは、これまであなたがどういう時間を過ごして、どう感じてきたか。そこに、あなたらしさが宿っています。
つまり自分企画書とは、自分の手元にどんなカードがあるかを、「強さ」「得意」「好き」だけではなく、「弱さ」「苦手」「悲しさ」も含め、悲喜こもごも全てをテーブルに乗せてみる作業だったのです。

自分のマジョリティ性だけではなく、マイノリティ性にも目を向けて、一枚のカードとして堂々と切ってみる。このことに気づいてから、僕は自分の新しい働き方を発明することができました。「マイノリティデザイン」の誕生です。

講義の中でも紹介させていただいている「ゆるスポーツ」。代表の沢田智洋さんの記事です。沢山引用したいところがありますが、そうするともう引用だらけになってしまうので是非全文を。

「貢献ポートフォリオ」や「マイノリティデザイン」、今のこの時期だからこそ時間取ってみたいところです。考えていないわけではなく、頭の中に浮かんで消えて、、、としているものを書き出す、喋る。それだけでも違いますね。先日の打ち合わせでも同様の話が出てきました。
自分を用いて何ができるのか、また何ができるようになったか。振り返りという部分だけでなく、次にどうするかも含めて。そして、何が苦手か。色々なところで見聞きしてきたことが改めて刺さってきます。

あとがき

緊急事態宣言が延長となり、かかわりの大きい部活動関連の仕事は再開お預け、といったところでしょうか。2週間後に再開になるのか、はたまたもっと先になるのか。今の優先順位はそこじゃないだろ、と思う方ももちろんいらっしゃると思うんですけどね、そこにも当事者はいるわけです。

他の方がやっていることを簡単には不要不急などとは、、、、ねぇ。

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小平健太郎
読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。

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