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12. 2023年振り返り ~留学とWeb3~

こんにちは、Kenです。
もうクリスマスが来ようとしており、年末年始に近づいてきました。
今回は海外で年末年始を過ごすので、とてもワクワクしている一方で授業の休み・DAO Launchまで時間がほぼないので、慌ただしい年末年始だと思います。

マレーシアに来て10か月経ちましたが、ここで色々な体験をできたなって思っています。特に自分自身に対して、自信が少し持てるようになったかもしれません。また、大学4年間は1人暮らししながらほとんどが親のサポートで生活していたことを実感しました。そのため、親から自立していけるために多くの体験や努力をしたと思っています。

今回は、2023年に体験したこと学んだことを書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただけると幸いです。


1.留学

0.はじめに

2019年のマレーシア短期留学(当時大学1年生)が終わり、海外での体験量と今までにない価値観の学習、また自分の性格が日本より海外のほうがあっているのではないかという抽象的な考えが頭の中で浮かびました。
帰国後からアバウトに留学を考えており、2019年の冬から英語の勉強を軽く初めました。ただ2020年にコロナが広がり、自分が実現したい未来が外的要因によって実現しないのではないかと思い、怖くなったことを覚えています。そのため、2020年(大学2年生)から、英語と自分の興味があった経済学などの勉強を始めました。当時でいうぬこみこチャンネル(現在はDラボ)やNewspicksの会員になり、ビジネスの知識を学習し始めました。ただ、長野市には工学部と教育学部のキャンパスしかなく、そんなの学んだって誰かと楽しく話す場がなく、1年時に友達になっていた人と疎遠になり、孤独になっていきました。そのため、2021年の冬にパニック障害を患い、その当時は大学院を海外で行うと言っていたため、その夢を諦めざるを得なくなりました。そこで相談していた先生から最後のチャンスで交換留学があったため、そこで応募して自分から交換留学に応募しました。
最初はオーストラリアに行きたかったですが、英語のスコアが届かず、最終的にマレーシアになった感じです。
詳しくは別の記事で書いていると思うのでそちらをご覧ください。

1.最初の学期(2023.3-2023.7)

最初の学期は明確な目標がありました。

・出来る限り多くの留学生と交流する
・今までにない新しい経験をする
・ダブルメジャーとして経済・経営を習得する

こんな目標だったと思います。そのため、出来る限り多くのイベントに参加して、友達を作り、その友達で今までにない体験をしたり、留学生と旅行をしたりと色々なことをしました。
また授業では、DeFiの基礎を学ぶという目的でFinancial economicsを学習したり、Business modeling for decison making では、経済学の合理的判断や予算の策定、利益の計算方法など学べることが出来ました。
その中で僕が衝撃的な体験だったと思った2つを紹介します。

・ドイツ人2人とのルームシェア(ルームメイトの彼女付き)
・オリンピックスイマーの家に訪問した

まず、ルームメイトが2人ともドイツ人だったのですが、2人とも背景が違い、1人はアンゴラとポルトガルのハーフ、もう1人はオーストラリアとドイツのハーフでした。2人とも複数のナショナリティを持っていた、加えて1人のルームメイトの彼女がずっと一緒に生活していたこと、この点が大きな変化でした。さらにそのカップルは煙草を家で吸うので、その部分も禁煙の僕にとっては耐える必要のある部分だったと思います。ただ2人とも優しく、いやと言ったら、多少の配慮はしてくれたので良かったと思います。
もう1人のオーストラリアとドイツのハーフの人はナイスガイでとてもやさしかったです。皆に優しくてこの人の親切心には勝てないと思いました。

左からオーストラリアドイツ人、アンゴラポルトガル人、自分

もう1つは、マレーシアのオリンピックスイマーに会えたことです。
これは、ただ偶然なのですが、ボランティア活動を一緒にしていた仲間からFinancial freedomのコミュニティイベントがあるというかなり怪しい話を聞き、興味本位で行ってみたところ、その家がたまたまオリンピックスイマーの家でかつ、そこでFinancial freedomについて簡単なゲームとネットワーキングみたいなことをしたのち、そのスイマーがそのコミュニティのかなりトップの人であることを確認し、そこで写真撮影してもらいました。

一番左の人がオリンピックスイマー


2. 海外旅行

これまで東南アジアを回ってきました。そこまでマイナーな国には行っていないですが、主要な国は回れたと思っています。
シンガポール・ベトナム・タイ・フィリピン・インドネシアを回りましたが、どの国も楽しく旅行できたと思っています。

その中で僕が驚いたのは、フィリピンマニラです。特に危険度でいうとかなり高く1人旅する場所ではないと思ったのですが、色々なことを学べました。特にアメリカに植民地化されていた過去もあって自分が住んていた時期と比較するときもありました。特に夜になるとポリスが銃を持って待機していたり、現地の人が集団で歩いているにも関わらず、緊張感が伝わってきたのはかなり貴重な体験でした。
また、声掛けの量が尋常じゃないほど多かったです。観光地周辺でさえ早く歩かないとついてくる感じだったので、とても警戒して歩く必要がありました。

マニラの街並み


3.2学期目(2023.9-2023.12)

今学期では、以下の目標を掲げました。詳しくは別の記事をご覧ください。

ここで宣言した目標は3つは維持できていますが、2つは実現できませんでした。それが自分で3か月たてば自分のしたいことややらないといけない事は変化していきました。特に研究室見学と新しい体験は実現できていない部分が多いです。
研究室訪問に関して、自分が実際、信州大学で研究している透明導電膜の作製よりもDAO運営のほうが興味を持ってしまい、今ではDAOを始めとしたWeb3周辺の学習に時間を費やしています。
新しい体験については、留学生と過ごすことで新たな発展が生まれてくると思うのですが、今現在、体調がよくなく、辛いもの・甘いもの・脂っこいものを食べると30分以内に体調が悪くなり、喉が痛くなったり、疲れが見られるため、難しい部分が大きいです泣。

そのため、現在ではほとんどの時間をWeb3に費やしています。僕が実現したい形もDAOを作ることなので、同時に2つのDAOLaunch前の運営を行いながら、他のDAOで情報収集や学習をして、自分たちのDAOに持ってくるという順序です。
また、詳しくは、次の章にて説明します。


2.Web3

1. 興味のきっかけ

2022年9月(大学4年生)、留学のための英語の勉強がひと段落ついて、卒論準備まで多少の猶予があったため、もともと興味があったWeb3の本を買って読んでみることにしました。


その結果、Web3の世界観に共鳴してしまい、Metamaskと言われるウォレットをダウンロードして、いざ暗号資産を買ってみることにしました。ただ、規制が厳しく、買えませんでした。ここで1度Web3の勉強は一旦終わります。

2.行動してみた、

その後、1年が経過した2023年8月、留学の1学期目が終了した後、日本に約1か月間帰国しました。その際に実際にETHを合計約5万円購入してMetamaskに送金しました。そのETHで山古志村のNFTであるNishikigoi NFTを購入しました。
その結果、実際にDAOがどのようなことを行っているか理解でき、自分たちの活動につなげられるきっかけとなりました。
加えて、その時期に友達から長野県塩尻市のDAO運営プロジェクトに招待していただいて、今ではメンバーの1人かつかなりコミットメントしていたため、業務委託という形になりました。主にDAOLaunch前のトークンエコノミーの部分であったり、コミュニティ運営などを担当しています。
まだまだ自分の知識も追い付いていないため、勉強していきたいと思います。
さらに、8月に伊藤穣一さんが主催しているHenkaku Discord community があって、そこに応募した結果3か月後の11月にメールが届き、Dicordに入ることが出来ました。このコミュニティはNFTではなく主にFTを使用して新たな実証実験を行っているので、とても面白いです。

3.結果的に、

結果的には、3つのDiscord community に入ることが出来ました。
このコミュニティに加入できたことで、自分が帰国した際にしたいことが明確になり、自分の努力が多少皆さんに貢献できたことがとてもうれしく思っています。
特に塩尻市のDAO運営などは自分がファウンダーとして運営側に入るため、今まで行動したことが結果に結びついてよかったと思っています。
この活動については、帰国後、家族に無理やり話すことになりましたが、理解してもらえずにいたので、このような報告をすうと少しでも応援してもらえるかなって思っています。

自分のOpenseaの中身

将来はWeb3の分野でDAO運営しているメンバーと楽しく、かつ自分がより多くの人にWeb3の勉強や使い方についてリーチする機会があったら、いいなって思ってます。(もしかしたら、有名になっているかも By koichi )
ただ、Web3に精通している人は若者が多く、おそらく世界を変えたいと思っている人がWeb3に流れてきている感じがしました。

まあ、とりあえず、今はWeb3の学習やOutputに精一杯時間を費やそうと思います。僕はこの世界が来ることを確信しているので!!!


3.変わった部分

最後にこの2023年で自分が成長できた部分、環境に変わった部分を紹介していきたいと思います。

1.自信

留学する前の2022年までは、自分でしたいことは自分1人で行ってきました。英語の勉強・Web3の勉強・国際交流の活動(自分から挑戦することもありましたが、、、)など基本的に1人で行うことが多かったです。
そのため、責任も自分自身で負っていたため、気持ち的には楽でした。
ただ、この留学を通して、自分が考えられないような価値観や文化の違いを感じ、そこで腹が立つこともありましたが、自分の感情をコントロールすることが出来ました。特に自分の考えや思いをノートに書くことでしっかり自分の気持ちや反芻していることが見れるため、留学前よりも自分自身が成長し、自分で行動しなければ変わらない環境によって自分からアクションを起こすようになり、その行動の積み重ねで自分に少し自信を持てたと思っています。

2.お金

次にお金の部分です。
日本に1人暮らししている時は、円を貯金してればいいやって思っていました。なので、留学前までは、銀行預金していた感じになります。
ただ海外に住むことで円安の影響をかなり受けました。
そのため、マネースクリプトを再度構築する必要があると思い、1学期帰国後に、約5万円をつみたてNISAに投資(毎月5000円ずつ)、約5万円をETHに投資しました。両方とも資産を増やすために円から変換した訳でなく、ただ日本円を持っているのが感覚的に怖くなり、資産を分散したいと思ったため、このような結果になりました。
今後は、ステーブルコイン(USDC, TUSD, JPYC)やWiseアカウントにて他の法定通貨を管理したいなと感じました。

3.メンタル

最後にメンタルです。
留学前でもメンタルはかなり鍛えられたと思うのですが、特にシェアハウス、多国籍の人々で集まるイベントや旅行など、かなり辛い部分があると感じました。特にルームメイトに対してのイライラが止まりませんでした。1人暮らしから他人と一緒に住むことに対するストレスや違いに付いていけない部分がありました。
そのような状況でも、自分にフォーカス、今にフォーカスして自分がしなければならないこと、そしてイライラはノートに書くと感情が整理されるとともに、感じている感情は1瞬にして次の感情に移ることが分かりました。
また、自分で実現したいことを行動するように出来た2023年だったので、そこでの多少の自信があまり動じずになった部分はありました。
さらに、マレーシアでの経験が常識を覆す経験が多かったので、その経験をしたら、かなり他のどうでもいいことに耐えられるようになりました。

最後に

今年2023年2月にブログを始めてから、10か月が経とうとしています。いままで読んでくださった方に感謝すると共に、あと1か月半の留学生活や自分の活動についてリーチできたらと思っています。

ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。
今回はこれで終わります。
ここまで読んでくれてありがとうございます。

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